Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

「Chunの部屋」もよろしく。メアドもそちらにありますよ。http://aka.gmobb.jp/chuns_room/

2015年7月21日ランチ会のお知らせ

2015-07-11 00:03:57 | お出かけ!
夏の恒例ランチ会のお知らせ

来たる7月21日火曜日
お昼1時過ぎくらいから

東京都文京区でランチ会を開催したいと思います。趣旨は小児幼児義足を使用しているか、使用するかどうか悩んでいるご家族さまを応援すること。互いに情報交換をすること。

店など詳細は未定です。

昨年は4家族プラスゲストの方がいらっしゃいました。今年は三家族は確定です。


当日は我が家は朝から、娘さんの新しく作る義足の仮ソケットアライメント調整に合わせ、大人用の部品を数セット、メーカーもバラバラに試しながら、どの組み合わせを採用するか決めていきます。

ちょうど、今の娘が小児用の義足を履いていて、新たに大人用の義足を作るので、違いを見極める絶好のチャンスかな。
正直、なかなか作ろうとしても作れない機会かなと思います。

ご家族の皆さまや義足を使用されていらっしゃるご本人さま。義肢装具関連医療関係者の皆さま等、もし興味がおありであればご連絡いただければと思います。(^o^)


ご連絡は、以下まで。
できれば、7/13くらいまでにご連絡をお願いしまーす。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


chunの部屋というホームページから、メールというボタンを押していただき、


chunの部屋HP


http://aka.gmobb.jp/chuns_room/sub23.html


以下の注意事項をもとに、メールアドレスを加工後に送信してください。


(注意事項)
迷惑メール対策のため、@を全角に、アドレスの前後に「@@@」を追記しています。お手数ですが、前後の「@@@」を消して、@を半角に打ち直してから送信してください。



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感情予測の過大評価

2015-07-10 00:00:55 | ぼやき&愚痴
感情予測の過大評価



何かを決断したり、困難に立ち向かうような時、ついつい悪い結果を想像してしまう。
これは、感情予測の過大評価と呼ばれ、自己防衛メカニズムの一種であるとも言われているようです。
人の心の中にある、傷つくことから自分を守ろうとする無意識の働きなのだそうです。


この働きを理解して、自分を守る防波堤にしながらも、その感情を時には乗り越えていくこと。それが難しいながらも大切なんだと思います。


ただ。
やはり乗り越えていくには、今までの人生での成功体験の数や失敗した時の考え方の根底が影響してきて。人によってはハードルが高くなってしまっていることもありますよね。


いろんなことに挑戦して変えていくこと。
自分の当たり前を変えていくこと。
こうした自らの無意識の気持ちと向き合いながら、実践していく。
積み重ねていくと、次は前より踏み出しやすくなる。


まずは、はじめの一歩。
その一歩を踏み出す勇気。それをどうやってもつのか。
追い込まれてギリギリのところで乗り越える場合にはリスクも伴う。
逆に追い込まれていない状況で自発的に自分を変えていける人は、そうはいないだろう。


その狭間に隙ができる。
いろんなものに依存してきっかけを模索したりする。
でも、それらは方法論の一つ。
自分を変えていくのは自分の意志の力だし、小さな成功体験や失敗した際の反省の積み重ね。
依存しすぎずにいろんな発想をとりいれて。
自分を少しづつ変えていけるように。
自らの環境を整えていければいいな。
子供達や家族にも、あまり抵抗ない形でそうした環境を整えてあげられるといいな。


ふと考えた。
独り言。独り言。独り言。

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我が家の七夕備忘録

2015-07-09 00:12:28 | 日常のこと
七夕

我が家の七夕備忘録

妹さんがショッピングモールにて。短冊に願い事を書いていました。願い事は、なんともわかりやすい。強くてかわいいのがいいんだそうですよ。(^o^)

七夕の夜ご飯は、七夕ちらし寿司。
妻が少しでもと工夫して、食卓を飾ってくれます。時間と予算がない中で、ありがたいことです。

あとはね。
子供達2人が、七夕にちなんで絵を描きました。テーマは「七夕」
それぞれに好きなように、画材も自分で選んでいましたね。

最近の七夕は梅雨真っ只中のことが多いですね。晴れてくれないと、妹さんが悲しみます。保育園では、織姫さまと彦星さまが一年に一度会える日と教わるので。(^^;;

夏休みまであと10日くらい。
娘たちは秒読みムードですね。
夏の予定、確定させていかなきゃ。








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そのとおり

2015-07-08 00:00:36 | お気に入りの歌・詩

シベリアに抑留された日本兵の話として

教えていただいた言葉が、印象的だったので紹介させていただきます。

川村義肢製作所慶社長ブログより


“どんな境遇であろうとも

自主性を持って

仕事に取り組んだ時、

知恵も工夫も、そして

周りからの尊敬さえも得られ、

価値ある時間に

することができる”


この発想。ものすごく納得できます。

私自身、特に娘が生まれてから、制約が多数ある中で働いてきて思うこと。


好きな仕事を選べる人は幸せかもしれないが、どんな仕事についたとしても、自主性を持って取り組んでいくと意識が変わってくる。


そうなんだよなぁ。



義肢製作所や義肢装具メーカーさんの業務。

いろんな話は聞くけれど、大変なんだろうな。モチベーションを保つこと。既成概念を超えて信念を持って動くこと。言うほど簡単じゃないよなぁ。


一人一人の思いがうまく噛み合って、同じ方向を向けた時、力が生まれる。

いまだ、未熟で噛み合わせるための力量が足りず。

役に立てず申し訳ないなぁ。




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水泳用義足の防水措置2015

2015-07-07 00:10:46 | 義肢装具や関連のお話
水泳用義足外装2015

今年新たに、水泳用義足の防水を考え直してみました。
備忘録を兼ねてご紹介。
少し手間はかかりますが、応用も可能かなと考えます。ご参考まで

まずは、水泳用義足の使用部品。
ソケットは前回ソケット交換時の仮ソケットを外側から布テープで補強したものがベース。今のところは前の前の義足で使用した骨格構造義足の膝継手以外の部品を使い、パイプのみ長さを確保して背の高さを調節しています。
基本外装は1枚目の写真の通り。ウレタンと本ソケットに使う樹脂シートに片面布テープ貼り。マジックテープで留める。

基本組み上がると布テープ色の水泳用義足。
このまま使うのもありかな。手入れは楽だし水も吹けば落ちる。始めはそう思っていたんだけど、意外に問題がありまして。

それはね。足部の痛み。
水泳用義足はプールサイドを歩きます。ザラザラしたコンクリートなタイルが多くて摩擦係数が高い。結果として足の裏や爪先部分が傷みやすいのです。

義足の足部は通常、外装と言われる硬めのウレタンみたいな素材で足の形が作ってあります。その素材は水に強くない。あまり水に濡れるとボロボロになってきます。
そして、外装の上にかぶせる足の様子を再現したゴム製のカバーもあります。足首までのやつやひざ下までのやつ、作れば太ももまでも作れるのかな、高いだろうけど。
ただ、ゴム製カバーは摩擦に弱い。露出して使えばあっという間に穴が開きます。

それをどうすればいいかで悩むわけ。
順番に説明しますね。

まずは外装自体を水に濡れないようにしたい。ゴム製カバーを保護したい。
これをなんとかするために、風船を使います。この風船、よくイベントとかでピエロさんが動物とかを作ってくれる類のものの肌色。特に足部に被せているやつはその中で最大。それを細めの長細い風船を使い、水が入る隙間がないくらいぎゅっと絞って固定して防水します。これ、なかなかいい感じ。
さらに、そのゴムのままでは見た目も良くないし、摩擦ですぐに破れてしまうので補強。

夏によくある、携帯用のピーチサンダルを応用。ゴムの上から履かせます。
そして、あとは見た目。
かなり分厚いタイツを二枚、ストッキングを二枚履かせます。
履かせる時はタイツやストッキングが下がるのを防ぐため、細めの長細い風船で輪っかを作り、そこで留めてズリ下がらないようにします。

こんな感じで完成。
手入れのために、タイツやストッキングは分解して、洗い干す。マジックテープで外せる外装は外して扇風機や冷風どらいやーで乾かして。乾いたら組み直す。
一番外側のストッキングは、だいたいの場合一回使うと穴が空きます。だから交換。
年に10回使うにしても、許容範囲と割り切ってます。

うーむ。
少しは参考になるんだろうか。(^^;;

全国にたくさんある、小児用水泳用義足が支給されない自治体の方々に。
水泳用義足が作れても、外装は義肢装具士さんが配慮してくれないと嘆くご家族へ。
そして可能なら、小児義足に携わる方全ての参考になれば。
そんな思いなのです。







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秋の野外学習合宿についてのシュミレート

2015-07-06 00:32:15 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ

秋の野外校外合宿のしおりを読んで


秋に五年生の野外学習合宿がある。
小学校での初めての宿泊。いろんなことが初めて。
合気道のでは、慣れたものだし基本的には困らないけど。小学校の集団行動や班行動における課題はありそうな印象。
じっくり読んでみました。

娘さんの課題について、私が想像したことを備忘録。
正直、心配しすぎな感じで敢えて書いてます。
とりあえず思いつくままに。もしかしたら不安かなと思いつくものをすべて。
全然そのときになれば平気かもしれないけど。
今から、これらをゆっくり検証です。

1日目

宿にて
そもそもスリッパを使うかどうか。必要ならゴム付きを持参するか。
エレベーターを使うかどうか。使うとすると、友達や同じ班の子達もいいかどうか。
先生の部屋が正面、女子トイレの目の前に部屋がしてある。ありがたい。看護室も目の前。ありがたい。

生活班
ごはん、ナイトハイクで一緒
メンバーが誰になるかが、大きなウェイトを占めるが子供達任せで好きな子同士。少し心配。

アスレチック班
これも、娘と組む人班をどうするかな。
クラスごと、男女混合五人か。誰と組むかで変わりそう。

イベント係
できるものが限られるかな。
逆に係になれば、やらないという選択肢もあるなら、敢えてモトクロス係とか。スコアオリエンテーリング係とか。
本人はカレー係やはんごう係みたいなのが興味ありそう。

ナイトハイクについて
どれくらいの坂があるか、階段があるか。
場合により、手を引くことが必要かな。
あまりに急な山道は両手を支えつつ歩くか、無理をせずにやめるか決断が必要かな。

入浴
娘の組が最初
皆と入る場合、最初だからあまり時間がとれないか。少し早めに入るようにするか。
見た目、靴下を脱ぐ必要があるか。→脱がないと皆に言われるから脱ぐようにするかな。
入るときに義足や義足用の樹脂靴下をどこに置くかな。
入浴後にももちろん義足を履くよな。

消灯、就寝。
歯磨き後に、布団そばで義足を抜いて寝るかな。
自分だけで布団の敷くのはきついかな。
夜にトイレに行く場合には、義足なしでなんとかするか、ライナーだけを履くか。義足まで履くか。内側部分をウェットティシュなんかで拭いてから履くといいかな。
義足や義足用の樹脂靴下をどこに置くかな。
そもそも布団が廊下に近いといいかな。


二日目

起床
朝起きたらすぐ義足を履くため、義足用の樹脂靴下を清潔に保つため、内側部分をウェットティシュなんかで拭いてから履くかな。
布団たたみ、しまいはきついかな。たぶん持ち上げて立てないな。

広場遊び
ミニモトクロスは乗れないな。その間どうするかな。他の友達も一緒には無理かな。
アスレチックもきついのもありそうだな。

栗拾い
山だとするときついかも、手をつないでならできるかも。班でやるのかな?かがむと膝をついて手をつくからドロドロになるかな。
軍手してくといいかな。

スコアオリエンテーリング
森や林の中だと、坂や起伏のあるところをあるくことになるため、手を引きつつゆっくり移動になる。班が不利になるかな。
娘がいるといけないポイントや課題があるかな。班がかわいそうかな。
タイムオーバーになり減点になると娘が責任を感じるだろうな。

キャンプファイアー
暗いから転びやすいかも。でも、なんとかなるかな。

入浴
娘の組が最後なので、最後くらいに入るかな。
あとは1日目と同じだな。

消灯、就寝
1日目に同じ。

3日目

起床
布団片付けは課題になるね。1日目と同じ。

あとは帰路は大丈夫かな。

生活班の選び方が最大の課題だね。
いろんな場面で。娘がさっと一緒には行動しづらい場面があるかも。(義足の脱ぎ履きにかかる時間など)
班行動時に、娘の扱いをどうするのか。山道など危ない場面でのフォローを子供達や班長に任せるのかどうか。いろいろな課題があるね。

こうしたことを、娘にも先生にも上手く伝えつつ。ひとつひとつ考えて不安解消をしていかなければね。
うん。備えていかなければね。

難しいね。



コメント (4)
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子育て四訓

2015-07-05 00:36:29 | お気に入りの歌・詩
子育て四訓
一、乳児はしっかり肌を離すな
一、幼児は肌を離せ手を離すな
一、少年は手を離せ目を離すな
一、青年は目を離せ心を離すな

子育てをしていると、いろんなことを考える。あまりにもいろんな育児書があり、いろんなことをいうひとがいて…。
ふっとわからなくなる瞬間がある、

そんな時
思い出す言葉達。子育て四訓。

子どもの成長段階に比例して、少しずつ距離を離してゆく。
そんな親としてのスタンス、あるべき姿を分かりやすく教えてくれる訓示。

この「子育て四訓」は、山口県下に住むとある教育者の方(氏名は不明だそう)が、長年の教育経験を踏まえて「日本時事評論」にまとめたものだそう。

短いけれどわかりやすくて深い。
言うは易し行うは難しだなぁとも思う。
今の娘は、「手を離し目を離してはいけない」段階なのだと改めて自分に問い直す。

お姉ちゃんに対して、余計に手を出し過ぎていないか。口を出し過ぎていないか。しっかり見守れているか。
妹さんに対して、きちんと手をつなげているか、肌を離せているか。
考えるきっかけをくれる。
そんな言葉達。
忘れないようにしたい。

誰かが書いていたけれど、この教訓を逆にしてみるとわかりやすい悪い例になるんだそうだ。そうした見方もしていかなければ。
自らが、いつのまにかそうなっていないか気をつけなければね。



以下、日本時事評論よりの抜粋です。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



■「乳児はしっかり肌を離すな」

胎児期には、文字通り母子はヘソの緒で繋がり、羊水の中で守られている。
それが、出生によって赤ちゃんは外界にさらされ、不安になる。
その心の安定を保つためにも、しっかりと肌と肌を触れ合わせることが大切だ。
サルの子育てで言えば「抱いてちょうだい」の時期である。

とりわけ、人間は、他のほ乳類と違って、生まれて一年間はほとんど受け身の状態である。
二足歩行ができるまでは、〝母親の胸は子宮の延長〟であり、しっかりと抱かれることによって、赤ちゃんは「守られている」「かわいがられている」と無意識のうちに感じ信頼し安心するのである。

それが、愛情や信頼、情緒的安定、他人を思いやる心など、人間形成の基盤になる。
であればこそ、乳児期の親子の接触は、社会的にも支援・応援していく必要がある。
とりわけ、母乳育児の奨励支援は、親子のよりよき関係づくりには極めて重要と言える。

■「幼児は肌を離せ手を離すな」

幼児は乳離れをするが、一気に離すのではなく、常に親がそばにいることで、「心配しなくても良いよ」という安心感を与えることが大切だ。
サルの子育てで言えば「下ろしてちょうだい」の時期だ。
ちょっと周囲への関心やいろんなものに目が向いていき、自立させるための第一段階だ。
自立に目覚める幼児期は、完全な保護から社会に向いて一歩踏み出す時期といえる。

最近では、「子供の自立」と称して、実際には、親が子育てを放棄する口実に使われていることが多い。
子供を施設に預けっぱなしにするなど、自分で産んだ子供との絆を切りたがる傾向さえ見受けられる。
あるテレビのインタビューで、「子供へ愛着がわかない内に預けた方が良い」と零歳児保育に預ける理由を語っていた母親がいたが何をか言わんやである。

昨今、子育ては苦痛なもの、苦しみを伴うものという感覚を植え付けすぎ、安易に生きることが奨励されすぎてはいないだろうか。
本当の生きる喜びとは、親子の絆を大切にし、温かい家庭をつくり、その延長として健全な社会を形成していく、そうした家庭の社会的な意義についても力説すべきである。

■「少年は手を離せ目を離すな」

少年は、友達との付き合いによって社会性が育つ時なので、ここではしっかり手を離して、活動範囲を広げてやらないといけない。
ただし、いろんな危険があるので、目を離してはいけない。
猿の子育てでいえば「一人にしてちょうだい」という時期であり、親猿はこの時期、遠くから小猿を見守り、子供が何かで声を上げるとすっ飛んでいく。
人間も、学ぶところが多いのではないだろうか。

この時期、子供が親に反抗したり、非行や問題行動に走ったり、いろんなことで苦しい思いをするかもしれない。
しかし、それは成長の過程である。
親として逃げずに、子供に向き合って、共に成長することを心掛けるべきだ。
子供の荒れの背景には、親や友人に「こちらを向いて欲しい」というメッセージであることが多いのである。

■「青年は目を離せ心を離すな」

青年期にまでなると、完全に自立していくために、自分なりの生き甲斐、進路を歩んでいく時であるが、気持ちの上では、心を離してはいけないということである。
いずれにしても、子育ての最終的な責任は親にあるという基本を忘れてはならないのである。

  ◇  ◇  ◇

「大人も子供も同等だ」「子供の人権を尊重すべき」といった主張があるが、本来、大人と子供は異質なものである。
子供が自覚しないままとっている行動の意味を、親が理解して対処しなければならないという場面は、子育て中には多々あるものである。
それを「平等だ」と突き放してしまったところに、子供たちが荒れたり切れたりする要因があるように思えてならない。

もちろん子育ては「四訓」の言葉だけで、言い尽くせるものではない。
しかし、自分の子育てを振り返る、あるいは自信を持つヒントにしてほしい。

--------------------------------------------------

日本時事評論 第1609号(H18.6.2)より転載しました


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親父へ

2015-07-04 00:07:10 | 日常のこと
今日は親父の誕生日、7月4日です。

今になって思います。
親父は親父なりに、家族を大切にしてきたんだなと。親父なりに頑張ってきてくれたんだなと。ふと思ったので、伝えたくて手紙を書いてます。



親父は小学校低学年でお父さんを亡くし、親戚の家を転々として、そこから逃れる一心で大学に入ってアルバイトをしながら、ひとり暮らしを始めたと昔聞いたように思います。
だとすると、お父さん像がないから、私達へどう接したらいいのか悩みながらの子育てではなかったのかな。そんなことを今さらながらに考えます。


そして、親父にとってたった1人のお母さん(おばあちゃん)を大切にしていましたね。おばあちゃんが親父の言うことを聞かず、おふくろにきつくあたっても、叱りきれなかった。私が子供だった当時はそんなことわからなかったから、子供心に理不尽さに怒っていたけれど、親父なりにはどうしていいかわからなかったのかな。今ならわかる気がする。だからといって、時は戻らないけれど。


私がたしか喘息気味になって、タバコをやめてくれたよね。親父なりに考えてくれたんだろうな。
そのころには、家族が集まるたびに険悪なムードで家族崩壊していたな。おふくろが首を痛めて、体調がすこぶる悪くなり、体に力を入れると疲れてしまい寝れず。
そんなおふくろを攻撃していましたね。
でも、そんな中でもお弁当を作ってくれたりしたよなとか。
塾に行かせてくれて、大学に行かせてくれて。でも、私たち姉弟は雰囲気が辛くて家を出たくて。

おばあちゃんが亡くなって、気が抜けたようになり、おふくろが第二頚椎を損傷していて、いつ死んでもおかしかったことがわかり、そのせいで死にそうになってから、おふくろを支えてくれるようになり。
佳暖が産まれてからは、私を支えてくれている親父さん。ありがとう。

遅すぎるかもしれないけれど、最近そんなことを考えます。伝えておきたくて、感謝を。いろいろある中で、私達のためにしてくれたことに改めての感謝を。今までマイナス面ばかりに囚われて感謝できなかったお詫びをさせてください。

ちょうど今から、お姉ちゃんの反抗期。もしかしたら、私が親父に昔話したのと同じように娘に言われたらどう思うだろうかと考えてみて、親父の気持ちに少しだけ近づけた気がするのです。

どうか、長生きしてください。
おふくろのために、私のために、子供達のために。そして自分自身のために。

父へ。
誕生日おめでとう。



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ランチしませんか?

2015-07-03 00:02:01 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ
ランチしませんか?

日時:7月21日(火曜日)お昼
場所:東京都の後楽園駅~本郷三丁目駅あたり

お姉ちゃんの本義足の大人用部品を何にするかを決める際に、試し履きをするため上京する日が決まりました。
当日は、たぶん朝から夕方まで試し履きやテストに追われるかもしれませんが、それだとあまりにも娘さんがかわいそうなので。
ランチしてくれる人や遊んでくださる人募集。(^^;;

帰りの新幹線時刻は18:30前後に東京発くらいを予定しています。

詳しいことは決めていなくて、流動的。
下肢形成不全のお子様をお持ちのご家族様や義足を使用されているご本人様大歓迎です。
お話ししましょう。(^o^)

特典としては。
小児用~大人用の義足について、先々の見通しまで含めていろんなことを見聞きできます。(ランチ時間帯以外にも朝から時間があると一番いいです。)
もちろん、あらかじめ関係の方々にお願いして、趣旨に賛同していただき了解を得られればですけれどもね。(^o^)
一番には我が娘さんのハツラツとした姿を見ていただけるかな。(^^;;

なかなか、こうした機会、ありそうでなくて。告知しておきます。


誰からも連絡がなかったら(^^;;
それはそれで、なんか考えまーす。(^o^)

追伸

義足パーツ代理店のパシフィックサプライやオットーボックジャパンの方におかれましても、もしご都合がつきましたら是非お会いしたいです。
こちらはランチというよりは、午前中少しでもお寄りいただければという感じになりますが、いろいろ教えていただきたいのでお話し出来たら喜びます。(^o^)





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情報過多

2015-07-02 00:02:58 | 障害者の父親になって学んだこと
いろんな情報

本当に様々な情報が飛びかう時代になりました。

WEBが発達して、誰でも気軽に発信できるようになってきたせいもあるんだろうけれど。なにより私自身が、WEBでもそれ以外でもいろんなことに対するアンテナが育ってきて、いろんなことを調べてしまうこともあるんだけれども。いろんなことを知るようになってきて。もちろん悪いことではないんだけれども。

歴史的背景、様々な利権などが絡み付いている情報操作や、誰かが儲かるための不思議な決まりの数々。
いろんなことを学びながら、でも信じすぎずに。静かに自分のできることを探さなければと思い…。
自らが受けてきた教育それ自体、正しいとされている常識的なあたりまえ。そういうものが、何かの歴史的背景や意図を持って作られているかもしれないことを考えること。それってなかなか難しい。

でもね。
事実、我が家のように医師と様々な場面で向き合い議論したことがあると気づいてしまう。医師も立場や感情で動く人間だなぁと言うことに。
「医師の診断や治療方針はあたりまえ」と思っていた昔の私からすると、ショックだった。

子供を育てていくにあたり、いろんなことを一つ一つ、真剣に考える。情報を持ちつつも、周りの皆と違うことをするという決断はしなかったものもある。考えた挙句、最善を尽くしたもの。思い切ってやめたものもある。
一つ一つが親としての判断になるんだろう。親としての責任になるんだろう。
我が子のために、何ができるか。
今の混沌とした世の中において、どうしたら我が子達がいろんな意味でバランスよく生きていけるか。よく考える。

いろんなことを自分で調べ、考える力。いろんな嘘やごまかし、詐欺や罠を見極める力。時には思い切って、誰かを信じて見ながらも、盲信せずにマイペースを保つ力。
そうした力をもたせようと思うと、何か必要か。そう考えてしまう。

私なりの答えは。自己受容なんだろうな。
自分を根っこのところで信じる気持ち。
それがやはり、一番の基礎のような気がしていて、もちろんそれだけではないんだけれども。

我が子が自己受容できるように考えながら子育てをするというのは、簡単そうに見えて結構気を使うなと思っていて。
ともすると、我が子相手ゆえに間違えてしまう。情が勝ってしまう。だから、我が子はいろんな人に影響を受けられる環境に置いておきたい。
そうした中で、今がある。
ふと改めて振り返る。
今、私は大丈夫だろうか。

そんなことをふと、夜更けに一人考える。
結論など出ないけれど。
自分自身も未熟なのに、人に教え育てなければならない子育ては修行にも似た。
何かのたびに、「これでいいのかな?」と自問自答してしまう。
そのおかげさまで、私は昔よりしっかりしてきたのかもしれないな。

情報の選択の難しさと見る目を養う難しさ。
痛感します。

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