◇歓びの毒牙(1969年 イタリア 98分)
原題/L'uccello dalle piume di cristallo
監督・脚本/ダリオ・アルジェント 音楽/エンニオ・モリコーネ
出演/トニー・ムサンテ スージー・ケンドール マリオ・アドルフ エヴァ・レンツィ
◇なにやらデ・パルマ
殺される女優の白い衣装のせいか、殺しのドレスを思い出しそうな雰囲気が少しだけあったかな。
といっても、カメラワークはさほど見るべきものはなく、ポジションも一か所だけだし、設定も逆なんだけどね。
でも、なんでかうまく説明できないんだけど、匂いが同じなんだよね。金髪の美女が連続して殺されて、四人目が眼の前で刺されるというトリックはなんともデ・パルマ的で、ていうより、逆に、デ・パルマがダリオ・アルジェントから学んでるっていいかえた方が正解なんだろね、たぶん。