☆ハリー・ポッターと秘密の部屋(Harry Potter And The Chamber Of Secrets)
追悼、リチャード・ハリス。
独立した物語となるように気づかわれていたような印象を受けるのはこの第2作までのような気がする。
子供の最大の興味は、やはり、隠れ家にある。かくいうぼくも、子どもの頃にはそこらじゅうに隠れ家を持っていた。この誰もが覚えのある素敵な空間を伝統的な世界でくくり、物語の核に据えるのはできそうでいてななかできない。妖精の悲哀と屈折を語るのも、同様だ。そういうところ、原作者がものをよくわかっているのか、それともクリス・コロンバスなどの制作者たちもそうした機微をよくおぼえているのか、とにかく上手だった。
(以上、2011-02-20 12:37:48)
ダンブルドアは、やっぱり、リチャード・ハリスの晩年のはまり役だったなあ。