Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE101. つかのまの休日

2010年10月27日 | Kyoto city
 昨日今日と、朝の気温が一桁代という冬到来を思わせるような木枯らしが吹く寒さである。
 身勝手なもので、今年あれだけ暑い夏を経験すると、少し冬の寒さが恋しくなるときもある。寒いときはお風呂にゆっくりつかり、それから炬燵に入って、熱燗と鍋をいただき、早々に暖かい布団に潜り込む、という時間のすごし方が大変心地よい。そんな底冷えがする京都の冬のイメージが浮かんでくるには少し季節が早いのだが。
 調度仕事も昨日で一区切りついたので、今日は休みを決め込む。このあたりが自由裁量労働のよいところである。一応事務員が月末に形式的にくれる勤務表を正直に書くと、はるかに勤務時間超過の様相だ。こけでは事務が渋い顔をするので、どこかで時間調整をしなければならない。つまり自由裁量労働者は、勤務時間数どおりに働き、残業してはならないのである。
 さて京都は、観光客が少ない平日が落ち着いていて大変心地よい。近所のリーズナブルな京料理のお店で、二重弁当のランチである。もちろんお燗をしてもらう。冬のような気候の中で飲む真昼のお酒は、年末の空気が感じられる。午後は昼寝をして、夕方からクロッキー教室にでかけて裸婦でも描こうという魂胆である。PC使いの日々で久しく忘れていたデッサンの感覚を復活させたいというのが狙いだ。
 さてまた明日から溜まっている原稿を片付けに出勤しなければならない。多分土曜日も日曜日も仕事をしているだろう。つかの間の休日である。

たん熊、撮影日2010年10月10日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL9-14mm/F4-5.6
シャッター1/60,絞りf2.8,焦点距離17mm,ISO400,iFINISH
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする