路地の奥のさらに奥といった案配の家だ。生け垣越しに小さな庭が見えており、ここまでくると海がすくそばにあるとは思われないけど、でもやはり海のすぐそばの集落というのが現実なのです。そういう僅かの隙間を生かし、海の側にあってもそれを感じさせない空間の作り方が面白いと思う。
冬の時化の日本海など毎日の生活から忘れたい位だろう。そういうことを忘れてゆっくり安眠したいと私も思う。そんな海を忘れさせてくれる小さな空間のしつらえが集まってこの集落ができている。
そういう路地を徘徊すると、それはヒューマンスケールというやつだ。人間が歩ける範囲に生業も含め生活のすべてが、完結して配置されている。
以前、生活のすべてが完結する街区の提案をしたことがあるが、どこかそれに通じる面白さが、この集落にはあると思う。
佐渡宿根木集落,2012年11月16日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO320,焦点距離29mm,露出補正-0.3,f4.9,1/60.リーニュクレール
冬の時化の日本海など毎日の生活から忘れたい位だろう。そういうことを忘れてゆっくり安眠したいと私も思う。そんな海を忘れさせてくれる小さな空間のしつらえが集まってこの集落ができている。
そういう路地を徘徊すると、それはヒューマンスケールというやつだ。人間が歩ける範囲に生業も含め生活のすべてが、完結して配置されている。
以前、生活のすべてが完結する街区の提案をしたことがあるが、どこかそれに通じる面白さが、この集落にはあると思う。
佐渡宿根木集落,2012年11月16日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO320,焦点距離29mm,露出補正-0.3,f4.9,1/60.リーニュクレール