Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE693. 人間が歩く街路

2013年07月28日 | Shinkansen commuting
 今日の京都は、上空を覆う雲が盆地の上昇気流を閉じ込めたようで地上は陰湿な暑さ、名古屋に逃げ出す。夜帰る頃雨が降り、熱した鉄を水に入れたようにジュッと街が焼き鈍しされたようだ。
 さて画像は、車1台しか通れない狭さだが、アーバンデザイン的には、昔からの集落の中心街路だったという構造がうかがえ、しっかりと生活に定着し、その狭さや少し微妙に曲がりくねって奥の見えないところが、なかなか良い。人間が歩く街路というのは、こんなものでよいのだろう。
 1秒間に75m進む新幹線のなかからは、そんなことは事前にはわからないのだが、連射していると後で面白い路地を発見したりする。それに新幹線は、グランドレベルより高い位置を高架で走るので、平坦な土地に立地する集落をこのようなアングルから見下ろす機会は少ないだろう。
 今週は、夜は早寝、朝早起きして涼しいうちに大学へ出かけ、暑さが緩和された頃家に帰るという避暑スタイルだね。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D E-M5  Carl Zeiss Distagon25mmf2.8
ISO4000,露出補正-0.3.f11,1/4000.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする