中国世界遺産麗江のメインストリートは、どこか原宿竹下通りのような空気でつまらない。そこでこれをパスして小さな門をくぐり細い露地沿いに進むと普段の顔があるわあるわ。
正面のカップルが肉まんをほおばり、なかなか密度の高そうな空間だなと思ってレンズを向けると、いや中国の界隈の空気がたっぷりしみこんでいた。多分レンズをいっぱいに伸ばして135mmで撮影したのだろう。これこそ中国の普段の顔だ。
フィールド調査も後半であり、いささか撮影に飽きてきた頃だ。シャッターの音がしないよ、飽きてきたのかいと先生から見透かされ、それはまさに図星なんだけど、こたえる気力もなく疲れていた。それでもこの界隈には自然とレンズが向いた。
これがプロならば角度を変えて何枚も撮影するのだろうけど、撮影に飽きた立場としては1枚撮影するのがやっと。マラソンと同じで最初から高いテンションで撮影しまくると、旅の後半には疲れがでる。マイペースで撮影するのが良いのでしょうけど。
今日もスライドのデジタル・デュープで再生した画像だ。白い部分が少し飛んでいるが、もう少しトーンをコントロールしたほうが良いか。それにしてもここまで再現できれば原稿には使えそうだ。
中国麗江,1999年
EOS3,EF28-135mmF3.5-5.6.コダクロームⅡ
正面のカップルが肉まんをほおばり、なかなか密度の高そうな空間だなと思ってレンズを向けると、いや中国の界隈の空気がたっぷりしみこんでいた。多分レンズをいっぱいに伸ばして135mmで撮影したのだろう。これこそ中国の普段の顔だ。
フィールド調査も後半であり、いささか撮影に飽きてきた頃だ。シャッターの音がしないよ、飽きてきたのかいと先生から見透かされ、それはまさに図星なんだけど、こたえる気力もなく疲れていた。それでもこの界隈には自然とレンズが向いた。
これがプロならば角度を変えて何枚も撮影するのだろうけど、撮影に飽きた立場としては1枚撮影するのがやっと。マラソンと同じで最初から高いテンションで撮影しまくると、旅の後半には疲れがでる。マイペースで撮影するのが良いのでしょうけど。
今日もスライドのデジタル・デュープで再生した画像だ。白い部分が少し飛んでいるが、もう少しトーンをコントロールしたほうが良いか。それにしてもここまで再現できれば原稿には使えそうだ。
中国麗江,1999年
EOS3,EF28-135mmF3.5-5.6.コダクロームⅡ