ニコンDfでロッカー1台分のスライドフィルムのデュープを作成したことは前にも書いた。デュープ画像は少しガッカリさせられる写りだったし、使うことのない保存用とあきらめていた。
だがPhotoshopで修正すると魔法にかけたように、スライドフィルムに近い状態の画像に再生させてくれた。これに気をよくして少しばかりデュープ画像の再生をしていた。
でっ少し画像の再生を始めたのだが、欧米の画像がちっとも面白くない。欧米の画像は講義でも使用しているが、ブログにすると実につまらない。それは町が整然としすぎているし、多くの人々が既に撮影していることもあるのだろう。そうなるとブログでは混沌とした画像の方が面白い。でっ、やはり20世紀最後の中国だ。
当時海外はEOS、国内はNikonと使い分けていた。この画像は長江第一湾曲の石鼓鎮という小さな集落である。雨模様の中、ズームレンズに飽きたので、この日は50mm/F2.0という当時8千円の標準レンズで撮影していた。このレンズは予想外に良い描写をしてくれたことを思い出す。
このフィールド調査では、コダクロームを使った。少し赤系統が強いときもあるが、得も言われぬ発色をしてくれる希有なリバーサルフィルムである。
今では、コダクロームというフィルムも、コダックという企業もなくなってしまったし、中国の混沌とした世界といい、当時のフィルム機材といい、なんか記憶の底から引っ張り出すような感じでもある。
EOS3,EF50mm/F2.0,コダクロームII
だがPhotoshopで修正すると魔法にかけたように、スライドフィルムに近い状態の画像に再生させてくれた。これに気をよくして少しばかりデュープ画像の再生をしていた。
でっ少し画像の再生を始めたのだが、欧米の画像がちっとも面白くない。欧米の画像は講義でも使用しているが、ブログにすると実につまらない。それは町が整然としすぎているし、多くの人々が既に撮影していることもあるのだろう。そうなるとブログでは混沌とした画像の方が面白い。でっ、やはり20世紀最後の中国だ。
当時海外はEOS、国内はNikonと使い分けていた。この画像は長江第一湾曲の石鼓鎮という小さな集落である。雨模様の中、ズームレンズに飽きたので、この日は50mm/F2.0という当時8千円の標準レンズで撮影していた。このレンズは予想外に良い描写をしてくれたことを思い出す。
このフィールド調査では、コダクロームを使った。少し赤系統が強いときもあるが、得も言われぬ発色をしてくれる希有なリバーサルフィルムである。
今では、コダクロームというフィルムも、コダックという企業もなくなってしまったし、中国の混沌とした世界といい、当時のフィルム機材といい、なんか記憶の底から引っ張り出すような感じでもある。
EOS3,EF50mm/F2.0,コダクロームII