Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

EOSな日46. 景観思考

2016年07月10日 | field work
 古民家にしようか電柱のない街並みにしようかといった具合に、ブログの画像も迷うことがある。 今日は後者だ。
 電柱がないと街並みはスッキリする。他方でそれだけ建築物の立面のデザインが際だってくる。立面のデザインに街の個性でもあれば面白いのだが、なかなかそうはゆかないのが日本のタウンスケープだ。
 上田、或いは信州の建築的個性?。そうだな土壁に間柱を配した民家風かな。そりゃちと無理か。であれば古民間風にはりもので処理するか。あるいは上田の西洋建築のエレメントを手本にしてとか。そうやって考えだすともうすでに混沌としているのだから、結構難しそうだなと気がつく。まして店舗の個人が行える範囲となると植栽しかないか。という具合に景観思考は続く・・・。
 古い街並みを修景する、あるいはアメリカのように新しくつくりなおすというのは景観形成も容易なのだが、この画像のようにすでに現代建築で乱立している景観は難しい物がある。精々1階の店舗のファサードをそろえるぐらいかな。

上田市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離180mm,露出補正0,f5.6,1/500
コメント
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