Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1353. 意味ある仮説

2016年07月27日 | diving
 今年は去年ほどの熱帯夜が続く気温ではないが、それでも暑いことに変わりはない。
 今日は昼休みにEOSを抱えて大須観音へ試写兼昼飯を食べに出かけた。YOU TubeでEOSの構え方を概説していたアメリカ人を真似てみた。つまり三脚座用のグリップをレンズに付けたままにして、このロックを少しゆるめてから台座をしっかり握りしめるわけだ。そしてボディを縦横と動かせばよい。ズーミングは、人差し指ですればよいというわけだ。
 私も真似てみたがまあまあですね。要は慣れの問題なのだろう。直進式のズームレンズなのだから、そんなことをしなくてもレンズをがっつり握れば良いと思うけど。
 EOSを試写したのは、土曜日の仕事が片づいた後で、夜に神楽坂の阿波踊りの連の撮影を依頼されているからだ。報道用の腕章は用意してくれるらしいが。そんなの暇な写真家に頼めよといいたいのだが、こちらはボラティアですし、昔の地元人ですから義理的にやらざるを得ない。今日はそれに備えての試写だ。それにロシア行きの試写も兼ねて。
 モードは人物に設定して、連の人物達のアップをひたすら撮りまくりるほかないだろう。一人残さず。そんなの可能かなぁー。
 それが終われば沖縄に飛んで、ダイビングをしつつ浦添グスクの資料探しだ。iPadには浦添グスクの想像復元のスケッチがたまってゆくが、現在では想像復元に必要な建築学的論拠の決め手が皆無だ。教育委員会の対応次第というなんとも情けない世界だ。遺構などがまだ発掘されていないのだから、建築なんかわかるはずがない。にもかかわらず3DCGで想像復元をするという私達のやり方はあまりにも大胆すぎて、歴史系の人間から見れば大変荒っぽいやりかたなのだ。
 論拠が出てから復元するとすればあと何十年かかかるだろう。こちらは、いまある論拠で復元したらどのような建築形態が想像できるのかということも建築学的には意味ある仮説だと考えている。

慶良間諸島
OLYMPUS OM-D  E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1.3,f5.6,1/60
コメント
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