夏になったらそのまま海に飛び込みたいと思う気持ちは誰にでもある。ならばそのまま入ってしまった。「うわーっ!気持ちいい」そうでしょう。それは正解だと思う。お姉ちゃんの後ろから大きな波がきているんだけどね。ずぶ濡れになっても洋服なんてすぐ乾くし、ええんちゃうの。それが海岸のスタイルだろう。
アウトドアの志向性は、海派、山派と二つに分かれる。どちらもそれなりの面白さがあるけど、いまの私ならやはり海派だろう。
というのも山はすべて自己責任ですというところが恐ろしい。登山路で急峻な崖が現れても上るしかない。こわい絶壁路も渡るしかない。そうしないと山小屋にはたどり着けないこともある。たどり着けなければ帰るほかない。なにしろ危険が誰にでも平等に訪れるというわけだ。怖い思いをして経験することを繰り返しながらアルピニストになるのだろう。すべて個人の責任で上達してゆくというところが、怖いですね。なんか山男って根性が根暗なんだよ。
そんな思いをするぐらいなら飛行機を使えば、エベレストの頂上にも立てるということを考えた輩がいた。実際にたったかどうかはわからないが、苦労して頂上にたどり着いたら、コマーシャルのロゴが入ったヘリが頂上にいたでは少ししらけるのではなかろうか。
それに引き替え海はチームワークの装備が必要である。ヘリだってこれない。チームワークでなければ酸素タンク一つ届かないからね。エアがなきゃ潜れないでしょう。
(テキスト未保存のため再執筆)
EOS40D,EF100-400mm