2月4日は、日本の暦の上では立春。今日から春になる、その最初の一日。今年は確かに少し春の空気を感じる。そう思わせるのは外国人ビジター達の着物の模様が変わったのだ。それが春を感じさせているからだろう。立春になったら春の装いですというのは、京都レンタル衣装屋の見識だと私は推測している。この時期、一番寒い季節をやり過ごした安堵感がある。
思い返せば、たしかに朝の気温が零下で、消火用バケツも氷が張っていた事を思い出した。そんなときは一日中暖房をいれて、家に籠もっていた。時には夜ジムにゆくときの酷寒の空気が確かにあった。しかし暖冬傾向の近年では、それも一時だったように思われる。
もちろんこれからも寒い日がくる事はありそうだが、先月の気分とは大いに違ってくる。気分が違うと寒さ感覚も違う。多分身体が寒さに慣れてきたのだろう。
ひとしきり撮影を終えて四条大橋でラストカットを撮影していたら、京都美術工芸大学の先生と鉢合わせした。私の昔の仕事の同僚だ。ならば珈琲を飲みに行こう。いつものマクドナルドではなく三条大橋の袂のスターバックスへ出かけた。それも春の予感のように思われた。
Fieldwork889.Around the first day of spring HD 720p
SONY FX30,E10-18mm/F4.0 OSS