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まだクリスマスには少し早いマニラとブラカンの街を散歩した。もうタップリとクリスマスの空気が街に漂っている。みんなが楽しみにしている1年の最大の行事が近い。
フィリピンはカソリックの国である。地元の言葉であるタガログ語も、植民地時代のスペインの名残がある。以来フィリピンは、カトリックが人々の宗教である。そんなクリスマスは、3ヶ月前からクリスマスの準備がはじまる。スーパーならどこでもある募金箱にはローマ法王の顔写真がブリンとされている。アジアの一角にいながら、ヨーロッパとしっかりつながっている。
広場にゆけば露店が建ち並び、子供達が走り回っている。そうかっての日本の光景が蘇るようだ。やはり国家は人口が多い方が勝ち組だ。
そんな元気な空気がクリスマスの街に漂っている。
Fieldwork978クリスマス前夜の街
制作:三上訓顯、名古屋市立大学名誉教授、博士(デザイン学)
音楽:甘茶の音楽工房
機器:iPhon13pro、Insta360Ace pro2
不謹慎かもしれませんが、スペインに統治されていた時代は、それなりに良かったのかもしれない‥
そう思う自分がいます。
中国に返還されてしまった香港が、英国領だった事、香港島のヒルトンに泊まって観光しましたが、現地の人々は、今とは違って自由で近代的な生活をエンジョイしていたように思います。
日本のクリスマスは商業イベント化していて無意味ですが、この地のカトリックのクリスマスの訪れがどんなのか、見てみたいです。