雪の日の東海道新幹線は、関ヶ原あたりの積雪が多いと速度を落とす。といっても5分ぐらいの遅れだ。
特に天気が悪く積雪が多いと15分ぐらい遅れる。そのときはしめたものだ。暗いから光が足りないので、絞りを開けるか、シャッター速度を下げるかである。どちらもしたくないが新幹線が速度を落とすと撮影しやすくなる。それに高架を走るから集落などは大変撮影しやすいのである。
それにゆっくり雪景色を見ながら温かい車内から車窓撮影ができる各駅停車新幹線通勤で幸せ気分は大。大学の授業なんか雪で新幹線が遅れるから休講にしよう。どうせ学生達もこないしさ、というのがかっての私の雪の日の通勤スタイルだった。紅茶を飲みながら美しい車窓を撮影しながら通勤する幸せ感。
いつも上り新幹線各駅停車は後から2両目の自由席だ。通勤定期券は自由席しか利用できない。そしてなによりも車内は大変空いている。私が毎朝利用したのがひかり号である。これは名古屋まで各駅停車で行き、そこから豊橋停車ののぞみ風になる。東京へ行くときはいつもこれだ。
自由席だから撮影しやすい綺麗な窓の座席を選ぶ。新幹線の窓は結構汚れているんですね。
さて関ヶ原の降雪量が多かったり樹木が線路に倒れたりすると米原駅でしばらく停車する。ホームに出て冷たい空気を吸うと大変気持ちよい。反対側に東京行きのぞみ号が停車する。朝だから自由席も通路デッキに乗客が詰め込まれている。おおっ!、のぞみ号の停車駅では無いからドアは開かないのだ。なんか蒸し暑そうだぜ。あんなので東京行きは、やだな。
だから私は新幹線各駅停車が大変気に入っている。どうせ東京まで1時間差でしかない。それとてかっての在来線特急と比較すれば格段に早いのである。
今度は北陸新幹線各駅停車自由席で東京へ行こう。なんと各駅停車「はくたか」があるではないか。雪が降れば北陸や長野県はたっぷり美しいはずだ。
高速シャッターが必要だからビデオ撮影よりは静止画だ。今OLYMPUS機材がないからニコンDfかEOS1Ds mark3だな。レンズはどちらも28-300mmがある。いや、SONYα6600に28-105mmがある。デジタルズーム併用で236mになる。やっぱこれか・・・。
これは今年の冬の楽しみだ。悩ましいのは線路脇の擁壁とトンネルが多い事。北陸新幹線は窓の中程まで擁壁が立ち上がっている。そうなると椅子の上にお座敷座りか・・・。
大方の人間は新幹線が遅れると実は諸手をあげて喜ぶはずである。だって遅れる大義名分があるからだ。マスコミインタビューで登場するビジターののように困ることは、全然あらしまへん。
今日は、雪の描写を表現するために画像解像度を全て1024dpiにしました。画面を横に広げてご覧ください。
東海道新幹線,京都-名古屋
OLYMPUS E-M5、M.ZUIKO24mm,17mm、LAICA TELE ELMARIT45mm他
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