札幌も雪のなかにある。
美希姉ちゃん達のアパートも、直人君の学校は休みだし美希姉ちゃんの仕事も休みになったから、大晦日の晩は北海道神社の初詣でにでかけたんだった。真夜中の神社は初詣での人が沢山いた。大きな境内だから狭いということはなかった。なんといっても屋台の味噌おでんの暖かさが身体にしみた。
家に帰ってから、直人君は小さな湯船にお盆を浮かせて熱燗で祝杯をあげていた。酔いが回ると直人君は美希姉ちゃんを抱きかかえて新年初エッチだっと叫んでいた。
直人「酔った・・・」
美希「風呂で熱燗なんかするからよ。ほら身体ふいて・・ベッドにゆこうよ」。
直人「美希ーーーー、しよう・・・」
美希「酔っててできるんかなあー?」
直人「頑張ってたてよう・・・」
そういって少しふにゃふにゃのペニスを美希姉ちゃんの身体に射し込む。
美希「うふふ!、柔らかいぜ・・・(*^▽^*)」
直人「いれているうちに固くなるさ・・・」
そういってしばらく腰を怠そうに動かしてゆくと、やはり元気になる。
美希「男の執念だな!」。
美希姉ちゃんも合わせるように骨盤を動かしてゆく。
直人「ウウッ、ウウッウウツ、・・・・・」
そういって射精して脱力して果てたんだった。
そのまま二人で布団にくるまってねてしまったんだ。
多分初詣での疲れもあった。
朝遅くに起きてシャワーをあびたばかりの美希姉ちゃんが実家と電話している。そして直人君を起こして・・・
美希「ほな、家でお正月の料理を食べに行こうよ」。
直人「水!、水!!・・・・」
冷たい水をのんで少し酔いが醒めた。
直人「じゃ、美希の実家へゆこう。そういえばお腹すいたよ」。
美希「我慢、我慢、家で美味しくたべようよ。私も腹減った」。
直人「じゃ実家へ行こう」。
美希「OK」。
直人君はシャワーをあびてグラミチのパンツにラフジャケットに黒いシャツに黒いネクタイをして・・・
直人「身支度終わり!」
空腹を抱えた二人は、札幌駅に出て小樽行きの列車に乗り込んだ。
実家の里帰りといっても30分だ。
・・・
千歳空港から沢山の乗客を乗せた快速列車が追い越してゆく。
こちらは混雑もなく、お正月の弱い日差しに照らされたがらんとした車内だ。それがいかにもお正月らしい。
列車は小樽をめざした。
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