Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE540. 書く話題もなく

2012年12月09日 | field work
 日間賀島から帰ってみると、京都も朝の気温1°、昼の気温6°と、氷河期の始まりかと思わせるような寒さ。それは大げさか。こうなると旅に出る意欲もなく、何もかも保留にしてジッと寒さを耐え忍ぶといったといったほうがよい。
 先月出かけた佐渡汽船の運行情報をみると、直江津-小木航路は11月26日~12月27日は欠航とあった。一ヶ月も欠航するぐらいに日本海は荒れる。離島というのは、天候がすべてだ。ただし新潟-両津港は動いている。
 それにしても今年は、冬が早いです。もう早く寝るほかないですね。

佐渡宿根木集落,2012年11月16日
OLYMPUS PEN E-PM2,M.ZUIKO DG9-18mm.F4.0-5.6,
ISO8000,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f6.3,1/160.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE539. 日間賀島

2012年12月08日 | Nagoya city
 知多半島の先端に三つの島がある。佐久島、日間賀島、そして三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台であった篠島である。 昨日から大学のゼミで、10人を引き連れて日間賀島へ出かけた。
 日間賀島では、風が強く寒いではないですか。といいつつ、学生達と夕方の海釣りを体験していた。ガツンと音がして少し大きな波が押し寄せてきたので、何だろうかと思ったら、あとで東北地方震度5の地震だった。こんなところにまで津波の余波が届くのか。
 晩飯はフグ料理であった。そのあと、お菓子をつまみ酒を飲みながらウノや大貧民などをしていたら、寝たのは夜中の三時すぎ。豪の者は朝迄麻雀をやり、朝飯を食べそびれたようだ。
 朝方浴衣で外を歩くと、寒いけど歩ける気温だ。今日は暖かいのかなと思った。しばらくすると西からの風が強くなり、やはり寒い。寒いといいながら学生達は再度海釣りに挑戦し、小さなカサゴなど収穫二匹。おおっ、やるじゃん。結構時間の楽しみかたを知っている連中達で、短い時間の間だったけど、少し楽しんだようだ。
 日間賀島は、愛知県の南にあるから暖かいはずだと思っていたが、やはり風が強く寒い。帰りに名古屋の大学に出向いたら、空気自体が大変冷たくてとても寒く、日間賀島の比ではなかった。つまり昨日から今日にかけて、日本列島全体が冷え冷えとしていたわけだ。そんななかで、私たちは少し暖かいところで海釣りをしたいたわけだ。幸せだったというべだろう。
 iPhoneの今日の気温を見たら、名古屋市内の最低気温1°、最高気温7°となっていた。そりゃ都心の方が寒いわけだ。そして月曜日は、雪マーク!、ホントかいな。

愛知県日間賀島,2012年12月8日
OLYMPUS PEN miniE-PM2,M.ZUIKO12mm.F2.0,
ISO200,露出補正-0.3,f4.5,1/320.リーニュクレール
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE538. 寒いです

2012年12月06日 | field work
 寒いです。何も書くことがない平凡な一日でした。ユニクロで買ったヒートテックの靴下の2枚履きをしています。明日は新講義が始まります。事前にレジメを読み込んでおかなければ。そのあと午後から私のゼミの視察旅行です。今年は、日間賀島へゆきます。一泊してお酒を飲みながら、大貧民などをしているでしょう。今年の民家巡りは、佐渡で終わりです。寒いですから、ブログなどを書く元気もありません。

佐渡宿根木集落,2012年11月16日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO1600,焦点距離45mm,露出補正-0.3,f5.6,1/100.リーニュクレール
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE537. 算盤勘定

2012年12月05日 | field work
 画像は、宿根木の北前船の船主だった清久郎の民家である。室内は漆塗りだろうか。江戸時代、窓の大きさで税金がかかったとか。だからこの頃の窓は小さい。明治になって窓税が廃止されたので窓が大きくなったと、説明された。
 やっと新講義のレジメづくりが3/5が終わる。つまり三回分だ。一つの講義で90分の話をするから、時間で言えば学外で行う講演会と同時間である。それを新講義では5回やるから、講演会を5回やることになる。講演会では、場所が違えば使い回しができるが、授業では聴講する学生は同じなので、そういうわけにもゆかない。だから授業の準備は大変時間がかかるわけだ。
 さてそうして準備した授業を、学生達は寝ていたり、平然と遅刻したり、欠席したりと、まあ態度が悪いわけだ。近年では、こちらもそれに慣れているので、学生の水準にあわせて大いに要領の良い授業に仕立て上げるわけさ。寝ていても、欠席しても、レジメをしっかりつくっているから多分大丈夫さ。というわけで、こちらは至極気楽な気分でのぞんでいる。
 そういえば、講義も年度が変われば、ようやく使い回しが可能になる。大いに同じ素材で、毎年使い回して元をとらなきゃと算盤勘定になるわけだ。実を言えば、時代が変わらなきゃ、レジメの基本的考え方も変わらないのだね。そう簡単に変わっていては、内容の信憑性が問われるわけですね。
 そんなレジメづくりに追われていたら、クロッキー教室へ行きそびれた。やれやれだが、毎週同じことの繰り返しではつまらんので、まあそれもいいか。

佐渡宿根木集落,2012年11月16日
OLYMPUS PEN E-PM2,M.ZUIKO DG9-18mm.F4.0-5.6,
ISO8000,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f4,1/60.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE536. なんもでけへんで!

2012年12月04日 | field work
 やっと今週からの新講義5回分のレジメが半分までできた。すこしホッとする。
 それにしても今年は、もう民家徘徊の一人旅は無理だろうな。盛岡・秋田行きのスケジュールはできたけど、時間があかないね。雑事を放り出してゆく方法もあるが。
 それにしても、やり残した事務仕事がある。年賀状もまだだ。そのほかいろいろあり考えるのもいやになる。やはり師走なのだ。
 このところ朝晩の気温が3°と、とても寒い日がある。やはり冬が早く来たようだ。もう寒いからもうすべてを保留にして、ひたすら炬燵にこもっていたい気分だ。すべては春以降と、ああっ!、締め切りのある原稿があと2本あるから、そういうわけにゆかないか。
 あら、明日はもうクロッキー教室がある。早いよ一週間経つのが。なんもでけへんで!。

佐渡宿根木集落,2012年11月16日
OLYMPUS PEN E-PM2,M.ZUIKO DG9-18mm.F4.0-5.6,
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f5.6,1/125.リーニュクレール
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE535. 都市の怖さ

2012年12月03日 | Kyoto city
 佐渡宿根木の街ぐらいだと安心して歩ける。この街はどう考えても怖い世界がなさそうだという気分の方が強い。
 だが都市に来るとやはり怖い世界はある。都市の怖さといっておこうか。日本で一番怖い都市は、どこかといえばやはり京都である。1200年の歴史があるということは、歴史の狭間で生まれたいわく因縁がからみにからんで、いまにいたる病的な土壌を形成するというのも歴史ある都市の姿だ。
 私などは、鴨川から東には、夜にゆきたくないといつも心の中で思う。京都で事件が起きるのはいつも鴨川の東側である。そこには祇園があり観光客で終日にぎわっているが、やはり夜は川を超えたくないなという思いのほうが強い。あちらがわは、住む世界が違うと言ったらよいだろうか。そのほかにも京都には、近寄りがたい世界がいくつか点在する。もちろんゆかないに限る。それが遷都1200年の古都のもう一つの姿であろう。
 私も神楽坂の花柳界の界隈で育ったから、そうした怖さという実感はわかる。特段花柳界が怖いわけではない。花柳界に集まる懐の暖かい人たちを狙おうとする輩がいることも事実である。近年では、それが国際的になったのかもしれない。
 だから鴨川の東側の界隈へ夜訪れる人たちは、なじみの店へみんなタクシーででかける。そういうことは観光客はまずしらんだろうね。

佐渡宿根木集落,2012年11月16日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO320,焦点距離29mm,露出補正-0.3,f4.9,1/60.リーニュクレール
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE534. 路地の奥のさらに奥

2012年12月02日 | field work
 路地の奥のさらに奥といった案配の家だ。生け垣越しに小さな庭が見えており、ここまでくると海がすくそばにあるとは思われないけど、でもやはり海のすぐそばの集落というのが現実なのです。そういう僅かの隙間を生かし、海の側にあってもそれを感じさせない空間の作り方が面白いと思う。
 冬の時化の日本海など毎日の生活から忘れたい位だろう。そういうことを忘れてゆっくり安眠したいと私も思う。そんな海を忘れさせてくれる小さな空間のしつらえが集まってこの集落ができている。
 そういう路地を徘徊すると、それはヒューマンスケールというやつだ。人間が歩ける範囲に生業も含め生活のすべてが、完結して配置されている。
 以前、生活のすべてが完結する街区の提案をしたことがあるが、どこかそれに通じる面白さが、この集落にはあると思う。

佐渡宿根木集落,2012年11月16日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO320,焦点距離29mm,露出補正-0.3,f4.9,1/60.リーニュクレール
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE532. イマージュの風景

2012年12月01日 | field work
 宿根木の海岸から見える風景だ。日本海の荒波が引く。するとこんな風景が現れる。あの尖った岩は、北アルプスの槍ヶ岳みたいだ。そんな想像を荒波に削られた岩は、おもいおこさせてくれる。それぞれの人なりにであるが・・・。イマージュの風景と呼んだらよいのだろうか。やはり岩だけの風景はつまらんなと思いつつ。
 さて今日も出勤の一日であった。新講義レジメの残り仕事があと3/5までたどり着いた。もう少し頑張ろうの世界である。これを早く終えて、次の仕事に取りかからねば。仕事はまってくれない。
 また北へ一人旅に出たいが、なかなか時間があかない。はて困ったものだ。こういう悩みはサラリーマン時代ではかなわぬことだったが、今は可能だ。帰ってきてから論文に仕立て上げるという技法があっての話だが。
 もう12月か、誰しもがそう思う頃になってきた。だから居酒屋は忘年会で一杯だ。こちらもやれやれの頃である。

佐渡宿根木集落,2012年11月16日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO200,焦点距離90mm,露出補正-0.3,f8,1/400.リーニュクレール
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする