

2014年、渚滑川水系サクルー川源流域、オンコ橋下流域のオショロコマとニジマス
2014-6-21(土) 曇り
次に昨日ニジマスがとても多かったオンコ橋の、今度は下流域を釣り下り500m下流の細流イタヤ川との合流付近で川を上がることにした。

橋から釣り下るとさっそくオショロコマに混じってニジマスがかかり始めたが、すばらしい渓相にもかかわらず橋の上流よりはかなり魚が少ない。







釣り人が入っている痕跡が多々あり、仕掛け糸巻きなども落ちている。
オショロコマもややすれた感じがあり、入念に流さないと釣れてこない。
この時期、餌が豊富なようで魚体はいづれも美しく、よく肥えている。
















この水域ではオショロコマ15匹、ニジマス4匹 が釣れた。
最初、立て続けにニジマス4匹が釣れ、ここはもうオショロコマに勝ち目はないと考えニジマスは全てリリースした。
しかし、その後はニジマスは釣れず、この水域ではオショロコマが今のところ、やや優勢という状況であった。
オショロコマも水中で手早く撮影し、全て丁寧にもとの場所にリリースした。
細流イタヤ川合流から下流は渓相がとても悪く釣果はあまり期待できそうになく、ここで川からあがって昼食をとった。
イタドリの群落の上をヒメウスバシロチョウが飛んでおりアザミに吸蜜したりイタドリに止まったりしており撮影した。
エゾシロチョウやエゾスジグロチョウも多い。ミヤマカラスアゲハが多く今日はずいぶん車と激突した蝶の死体が道路に転がっている。
かなり疲れたが 最後に気力をふりしぼって千歳橋から再びサクルー川に降りてみた。
この付近、川は荒れ放題、渓相はきわめて悪い。どうみても魚はあまりいそうにない雰囲気だ。
100mほど釣り下ったところで急に強い獣の臭いを感じたため大急ぎで引き返して川からあがった。この強烈な臭い、熊の可能性は高い。
北見への帰りはナビを使ってみたがが社名淵から遠軽を通って帰るやや遠回りのかたちになった。
道は古く狭い山道で、快適な金八トンネルコースを帰りたかったのに、途中の分岐で丸瀬布方向でなく遠軽方向へ曲がったところで失敗した形になった。
夕方5時30分 自宅着。 約2時間。

サクルー川 オンコ橋の下流域、サイハイランがひっそりと咲いていた。
この項、続く。 次回は 今回の調査の総括と 私なりの指針を 述べます。 OSHOROKOMANOMORI

