オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

河口の良型美麗オショロコマと知床のサクラマス密猟釣り師たち

2016-06-03 17:33:27 | 渓流魚、蝶、自然
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河口の良型美麗オショロコマと知床のサクラマス密猟釣り師たち。

          

20XX-6-26(日) 晴れ

朝5時から朝風呂に入った。珍しく露天風呂が汚れて気持悪かった。

朝食のあと8時に常宿のホテル峰の湯をチェックアウト。

羅臼の町中のセイコーマートで昼食購入。

天気がよい。

知床半島羅臼側のいくつかの渓流をさぐったあと、S川のダムから少し下流の河口付近のポイントで釣った。




おそらく汽水域から遡上してきたと思われる良型個体を交えたオショロコマが釣れる。





















立派なオショロコマたちでスタイル抜群、知床ではとりわけ美麗な個体群である。














残念ながら今回目的の降海型銀ピカオショロコマはまったく見られず50~60匹ほど釣っては丁寧に扱いリリースを繰り返したがついにあきらめて中止。






最近はここのオショロコマにも水カビ病の個体が出始めている。尾びれの水カビ病個体。



エラの後ろ、体幹部に水カビ病。従来は魚道付きダムの下流など水温上昇のめだつ場所で水カビ病が多かった。ここのものは温暖化による水温上昇と関係あるかもしれない。





埼玉県K市から来たという釣り人たちがダムの上、橋の下流海に近いところに陣取ってせっせとオショロコマを釣ってはビクに入れていた。

強靱な長竿を使って一人数十匹ほど釣っていたがはっきり言ってオショロコマ釣りはとても下手。

ここのオショロコマにとっては幸いな事であった。

オショロコマは持ち帰り、薫製にするという。

この手の釣り人が増えると、ここのオショロコマはたちまち壊滅するだろう。

今年で5年目といい、今回は5名で新潟から車に乗りフェリーでやってきたという。

3名は本気のサクラマス狙いで魚道つきダムの上に入っているらしい。

昨年はサクラマス5匹釣ったとやたら自慢するので北海道では遡上サクラマスは禁漁ですよと話すとプイと横を向いて知らないふり。

橋の下流でも5匹ほど泳いでいる大型サクラマスを堂々と狙っていたが、私たちが見ている間では釣れなかった。




サクラマスは時に不可抗力ヒットで私たちの竿にかかることがあるが細い渓流竿を折られるなど、実際迷惑千万なことである。

不可抗力ヒットの場合は、もし釣り上げてもただちにリリースすれば良いことになっている。

誰もいないところで密かにサクラマスを狙う釣り人はいるが、丸見えの水域で堂々とサクラマスを狙う釣り人たちは初めて見た。


すぐ目の前は北方領土。




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コメント
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