オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

斜里町峰浜、オショロコマの森でクマ撃ちハンター氏が逆襲され大けが

2019-04-18 02:12:21 | ヒグマの被害など
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斜里町峰浜、オショロコマの森でクマ撃ちハンター氏が逆襲され大けが


   


2017-8-6 (日) 晴れ 25度C


この日。久しぶりに知床半島のいくつかの渓流でオショロコマなどを撮影した。



この日はあちこちの渓流河口ではカラフトマス狙いの釣り人が見られた。



最後に知床半島の付け根の、とある渓流に入って特有の美しいオショロコマを撮影しようと、斜里町峰浜の林道に入った。



林道をしばらくすすみ、深い森のなか目的の渓流が近づいてきたころ、林道の縁でなにかをあさっている小熊を発見した。



子別れしたばかりと思われる小さなヒグマでまわりを見渡したが母熊の気配はなかった。



こちらはフォレスターに乗っているので安心。



ゆっくりゆっくり近づいてゆくと20mほどの距離で向こうが気づいた。



一瞬、こちらへ向かって数歩すすんできたが、急にきびすを返して逃げ始めた。



始めは小走り。




私が車でさらに接近すると猛烈な速度で逃げ始めた。



走る。走る。走る。



小熊なのにものすごい速度でころがるように走る。



深緑のオショロコマの森の直線的な林道。



私は面白がってさらに速度を上げて約10mほど後方を走り、ぶつからないよう気をつけて小熊を追いかけた。



やがて林道は右へ大きくカーブ。



小熊はカーブを曲がりきれず、そのまま直線的にブッシュへ飛び込んで笹藪の中に消えた。



この間、およそ一分間。



最高速度は50km を越えていた。 



ヒグマを車で追いかけたのは始めての経験であったが、小熊君、さぞ驚いたことでしょう。



国道へもどり、朱円墓地への道を左折し裏街道へ入り、斜里のつぶれたローソン跡で武装解除し休憩して、そこから1時間20分で北見市の自宅に帰った。



2019-4-17 (水)  晴れ  26度C

斜里町峰浜、オショロコマの森でクマ撃ちハンター氏が逆襲され大けが




このところ、やたらと暖かい日が続いており、そろそろ越冬後のヒグマが活動し始める気候。



毎年、年中行事みたいに山菜採りの人がヒグマと接近遭遇し被害に会う季節だ。



この日の北海道新聞の朝刊29頁に 斜里町峰浜の山林でヒグマに襲われ男性けが といった記事があった。






斜里町峰浜という地名と、小型の若いヒグマであることから、2017年8月6日に私が車で追いかけたヒグマではなかろうか。



今回、このヒグマは手傷を負いながらもハンターに逆襲し大ケガをさせることになったが、斜里町では過去にもハンターが追跡していたヒグマに反撃され死亡した事故がある。



札幌在住でヒグマの被害を研究している方に聞いたが、一般の人がヒグマに襲われる場合は必ずしも頭部・顔面を攻撃されることはないが、ハンターを襲う場合は必ず強い殺意を持って頭部・顔面を真っ先に狙うという。



今回反撃されたハンター氏も鼻や口を襲われ重傷を負っているが命に別状なかったのは不幸中の幸いであった。



木に登った小型のヒグマ。 知床にて。 動物写真家の藤原美智雄氏 撮影。 
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