オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

野生化ニジマス35匹以上、オショロコマわずか1匹

2019-11-18 19:46:01 | ニジマスによる被害
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野生化ニジマス35匹以上、オショロコマわずか1匹







201X-5-16 (土) 晴れ 20℃







さらにダム下のすぐ下流のたまりでニジマス5匹。




その下流、たまりに2匹の小型ニジマス。
 



本命のいつもの深いたまりを探ったが大型はおらず今日は小型ニジマスのみ。






結局この日は砂防ダム下流ではニジマス35匹(幼魚〜30cm成魚)オショロコマ成魚♂1匹という結果になった。


最初からリリースを念頭に早あわせに徹したせいか、このほかかなりのニジマスを釣り落としているのでニジマス実数はもっともっと多い。

































































釣ろうと思えば、さらに多数のニジマスを確認することはできようがこの日はこれまでとした。





というより朝から多数の渓流魚を釣って撮影するのはこのあたりが体力の限界で、釣りの楽しみというよりは苦しみめいた感覚が芽生えてしまったのでした。





かってはオショロコマしかいない水域であったが、今や攻撃的外来種ニジマスが大繁殖して在来種のオショロコマの命運はほぼ尽きたと言えます。




この渓流に放流されたニジマスが繁殖の気配を見せ始めてから、オショロコマを壊滅させるまでは、およそ20年ほどでしょうか。( 5-6年でオショロコマが消えた川もある。)



放流した人たちは、恐らく生態系に関する概念や知識もさだかでない時代に、ひたすらでっかいニジマスを釣りたい一心でオショロコマのことなどまったく念頭になく、おそらく発眼卵埋没放流や稚魚の放流を熱心にくりかえしたのでしょう。




とはいえ、この期におよんでは、この水域のニジマスはもはや駆除など不可能だし無意味でもある。(この数百年間の人類の歴史と重ね合わせると理解しやすいかもしれません。)




今回は撮影させていただいたニジマスたちは全て丁寧にリリースしました。




今回、最源流域へニジマス侵入の兆しがみられ一般的に山岳渓流的な環境を嫌うニジマスだが今後の動向が心配である。









この項、 終わり。









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コメント
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