オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

キャッチアンドリリースの果て

2020-06-08 21:15:15 | 渓流魚、蝶、自然
キャッチアンドリリースの果て








2005-9-18 (日) 雨


道南のオショロコマ調査に通い詰めていたころのお話。




道東の北見市から、はるばる道南の渓流のオショロコマ調査にきているが今日はあいにくの雨。




朝から雨もよう。高速道路を朝里川インターで降り、キロロリゾートへの道を赤井川村へ向かう。




赤井川村の入り口を左折し白井川上流へ向かう。




自然度の高い林道に入ったが川は大増水で釣りは無理な状況だ。



雨は猛烈に降る。



ゲートがあり鍵がかかっていた。



2004年9月の台風18号で林道が荒れて当面入林禁止らしい。石狩森林管理署管轄のようだ。 



地図でみるときっとオショロコマがいそうなのだが、残念ながら引き返す。




下りながら支流の一つに入ってみたが20cmほどのヤマベが釣れた。見てどっきり。

















近年(2005年頃)はやりのキャッチアンドリリースのなれの果てだろうか。口が裂け、顔を完全破壊されたすごい形相のヤマベが釣れた。





がっちり刺さった3本針ルアーを強引にはずされてリリースされたものの、奇跡的に生き残ったものでしょうか。




私の釣り針は早合わせのせいか上顎に浅く刺さっていて、丁寧に針をはずしてリリースしたが、なんとも後味の悪い釣りになってしまった。











おそらくこの釣り師のリリースした渓流魚の多くは、悲惨な経過をたどっていると思う。




このブログでもしばしば述べてきましたが、その後の魚の生命を担保出来るリリースの仕方は、まずは早合わせから始まって、実は、けっこうな心掛けが必要なのです。




普通に釣って普通にリリースしただけでは、魚の多くは悲しい経過(数時間後の死)をとっていることが多いと思います。





それでもリリースしないよりはリリースしたほうが生き残る可能性が少しだけでもあるだけ、遙かにましとはいえますが。




それにしても、ここにお示ししたヤマベ君の運の強さと生命力には脱帽です。




土砂降りになってきた。




そこで双葉ダム上流域をめざしたがここもダム工事などのせいか大きなゲートがかかって入れない。





                    後略。



当時のコンピューター日記より。

  
            この項、続く。



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