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根室半島に幻のオショロコマを求めて その二
2011-6-10(金) 曇り 根室は霧 小雨 霧 寒い
サンコタン川では目的のオショロコマは発見できず、さらに根室半島北部海岸を根室方面へ走る。
やがてノッカマップ川を渡った。
河口はどんよりとしたコーヒーブラウンの水の色で屈曲蛇行する流れはいかにも湿原の川だ。
イトウがいてもよさそうな感じだが実際にはかなり浅いと思う。
しばらく走って左折、次の十字路交差点を左折し、しばらく走ってなんとなく根室半島ではとても珍しい樹林帯の雰囲気になってきた。
と思ったら水源地のゲートの鎖があった。
どこまでも荒涼として木々がほとんどない荒れ地が続く根室半島で奇跡的に残った水源地周囲の保安林かと思われた。
車は立ち入り禁止を示唆するような看板があるので、急な道を徒歩で降りてゆくと貯水池とポンプ室の建物があった。
荒れ地に電信柱が続いていたが、ここに電気を送るために送電線がきていたのであった。
その上流の屈曲蛇行するどんよりした川幅1-2mほどの流れをさぐると小型アメマスばかりであったがよく釣れた。
どよんとした流れの水は、とても清流とは言えず、水は笹濁りないしコーヒーブラウン。
川は足下からズドンと深く、ところどころ結構深く、1mほどはあるので要注意。
川底は泥状堆積でずぶずぶ足がぬかってしまい水はたちまち濁る。
川の中を歩くのは泥の川底に足をとられやすくきわめて危険。
川岸は足場が悪く、ササやヨシなどの草丈も高く、魚を釣るのも、釣った魚の撮影するにも、かなり苦労した。
こんなストレスフルなイヤな釣りは初めてであった。
ここはまさにアメマス川であり、こんな環境に棲むオショロコマはこれまで見たことはない。
小型アメマスを釣ってはリリースを続けながらオショロコマ発見の可能性がどんどん薄くなってゆく気がして完全に嫌気がさしてきた。
この項、続く。
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