明けましておめでとうございます。ジャズ史に残る名盤から愛すべきB級盤まで幅広く話題にしてきた拙稿も早いもので12年目に入りました。開設したころは手軽に投稿できるブログがブームでしたのでジャズを紹介するサイトも多数ありましたが、年々減少しております。ジャズ人口が減ったのも一因でしょう。そんな中これだけ長く続けられたのは毎週多くの方にご訪問いただき、マイナーなネタにもかかわらずコメントをいただけたからです。
福笑いジャケットは正月恒例になりましたが、今年はコルトレーンの「Live at the Village Vanguard Again」を拝借しました。赤いマフラーが似合うのは華麗なブラッシュワークでグルーヴな空間を創り出す佐々木慶一さんです。私の横にいる美女は昨年の春に福岡から修業に来たシンガーのSATOMIさんです。札幌の空気に馴染み、今ではススキノのため息と呼ばれております。その隣はギタリストの志藤奨さんです。一歩下がっておりますが、日毎に磨かれるフレーズは前面に出ております。そして、エロティックなビートで女性客を虜にするのはこのジャケットを制作したベーシストの鈴木由一さんです。私がこよなく愛するジャズスポット「DAY BY DAY」の素敵なメンバーです。
コルトレーンがこのジャズの聖地ともいうべきクラブで録音したのは1961年でした。それから5年の歳月を経て再びステージに立ちましたので「Again」が付いておりますが、全く違うコンセプトのバンドがそこにおります。コルトレーンが内なる宇宙を探求した時期で、盟友のマッコイとエルヴィンばかりかファンまでもが離れていきました。一方でコルトレーンの新世界やフリージャズに共感する方に支持されました。ジャズは偉大なイノベーターがシーンをリードすることで変化を遂げてきました。また変わらぬスタイルを貫くことで伝統を守ってきました。そのバランスが保たれているのもジャズの魅力の一つでしょう。
今年も名盤を中心に埋もれたミュージシャンや忘れられた曲も話題にしていきますので、昨年同様ご愛読いただければ幸いです。コメント欄はベスト3企画を立てておりますが、この1枚、あの曲等、ベストにかかわらず気になったことがあればコメントをお寄せください。また、ジャズに関するご質問、ご感想もお待ちしております。アクセス数は勿論ですが、コメント欄が賑わうことで成立するブログですので、今年もよろしくお願いします。
福笑いジャケットは正月恒例になりましたが、今年はコルトレーンの「Live at the Village Vanguard Again」を拝借しました。赤いマフラーが似合うのは華麗なブラッシュワークでグルーヴな空間を創り出す佐々木慶一さんです。私の横にいる美女は昨年の春に福岡から修業に来たシンガーのSATOMIさんです。札幌の空気に馴染み、今ではススキノのため息と呼ばれております。その隣はギタリストの志藤奨さんです。一歩下がっておりますが、日毎に磨かれるフレーズは前面に出ております。そして、エロティックなビートで女性客を虜にするのはこのジャケットを制作したベーシストの鈴木由一さんです。私がこよなく愛するジャズスポット「DAY BY DAY」の素敵なメンバーです。
コルトレーンがこのジャズの聖地ともいうべきクラブで録音したのは1961年でした。それから5年の歳月を経て再びステージに立ちましたので「Again」が付いておりますが、全く違うコンセプトのバンドがそこにおります。コルトレーンが内なる宇宙を探求した時期で、盟友のマッコイとエルヴィンばかりかファンまでもが離れていきました。一方でコルトレーンの新世界やフリージャズに共感する方に支持されました。ジャズは偉大なイノベーターがシーンをリードすることで変化を遂げてきました。また変わらぬスタイルを貫くことで伝統を守ってきました。そのバランスが保たれているのもジャズの魅力の一つでしょう。
今年も名盤を中心に埋もれたミュージシャンや忘れられた曲も話題にしていきますので、昨年同様ご愛読いただければ幸いです。コメント欄はベスト3企画を立てておりますが、この1枚、あの曲等、ベストにかかわらず気になったことがあればコメントをお寄せください。また、ジャズに関するご質問、ご感想もお待ちしております。アクセス数は勿論ですが、コメント欄が賑わうことで成立するブログですので、今年もよろしくお願いします。