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今夜は満月

2010-12-19 23:18:00 | 音楽

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森ゆう子さん

2010-12-19 00:30:00 | ノンジャンル
かねてから、日本はひどい女性差別社会だと思ってきた。日本の上場企業の役員や国会議員に占める女性比率の異常な低さ、あるいは女性労働者の約54%が非正規雇用であり、男性正規雇用の半分以下の給与で働いているなど、それを裏づけるデータには事欠かない。

昔、某中堅出版社の編集者が、回り持ちで入社試験の面接官をしたときの話だ。グループディスカッションというテストで、ある女性応募者が抜きん出ていたそうだ。彼女は新卒ではなく多少歳をくっていたが、学歴職歴申し分なく、ほかの応募者の議論を引き出し、まとめていく手際にはみな感心したそうだ。

だが、彼を含む4人の面接官は真っ先に彼女を不採用に決めたという。「あまり、優秀すぎる女性はネェ」とその編集者は苦笑いした。私は彼を尊敬に値する編集者だと思っていたので、唖然としたことを覚えている。いま、その出版社は大きく傾いている。

同程度なら女性を避けて男性を採用する、昇進させる。女性の雇用差別は、そんな生易しいものじゃない。その一端を垣間見た気がした。私は、「ひどいことをするなあ」とは思ったが、かの編集者には何も言わなかった。それはもちろん、私が怯懦だったからだが、問題の根が非制度的なところにあることを感じたからでもあった。男女雇用機会均等法は施行されていたが、4人の面接官は以心伝心で最優秀の女性就職希望者を落としたのだから。

そんな雇用差別以上に問題なのは、女性が日常的に侮辱され貶められていることだと思っている。私たちは、女性は侮辱され貶められて当然だ、という刷り込みを日常的に受けている。TVを視聴していれば、誰でもこう思うはずだ。なぜ、TVに出てくる女は、ああもそろいもそろってバカばかりなのであろうかと。もちろん、ごくたまには、そうじゃない女性も出てくる。以下の森ゆう子さんは、その「ごくたま」の例。

12月14日TBSテレビの「 朝ズバ」の動画だそうです。森ゆう子さん、パチパチ。

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asazuba3
アップロード者 thinkingreed. - 最新のニュースに関する動画を見る。
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