コタツ評論

あなたが観ない映画 あなたが読まない本 あなたが聴かない音楽 あなたの知らないダイアローグ

庭にコジュケイがやってきた。

2019-09-27 21:39:00 | 音楽
ピンぼけしているが、我が庭である。

草花の解説をすると、右手前の草はコープ生協でひと鉢50円、その左側の薄紫の小さな花が縦についているのが近所の商店街の花屋で100円だった。その手前のピンクの大きな花弁はケーヨーデイツーで128円、右奥のちょっと丈の高い花2本は相模湖近くの日帰り温泉で買った180円。煩瑣に及ぶので、概略100円前後と報告しておく。380円と一番高かったコスモスは駅ビルの洒落た花屋で買ったのだが、写真には写らない門扉傍に植えている。

この夏は早朝5時頃、日の出が遅くなった最近は6時頃、張り出しの縁側に腰かけて庭の草花を眺めるのを日課としている。コーヒーを飲みながら、水を撒いたり、ときに液肥をやったりしている。

元気に咲いているな、ちょっと萎れてきたかな、いつまでたっても大きくならないな、そんなことを呟きながら。

写真の左半分は雑草というか、野草の諸君である。こちらの繁殖力はすごいもので、いちばん最初は200円で種を買ってきて撒いてみたのだが、いつまでたっても発芽すらせず、ドクダミ君ばかりが顔を並べ、猫じゃらしやその他大勢がぐんぐん育っている。

毎朝、そんな風に庭の草花を見ていると気がつくことがある。どうやら、向こうもこちらを見ているような気がするのだ。

昨夜の雨はすごかったね、今日はきっと暑くなるよ、もう9月も末だというのにね、日和だけでなく、植える間隔が狭すぎて少し窮屈だよ、とそんな声さえ聴こえてくる気がする。

見ているのだが、凝(ぢ)っと見られてもいる。庭いじりしなければ、気づかないことだった。

ついでに、右の木はなんという木なのかわかりません。ご存じの方がいたら、教えてください。

Someone to watch over me については、エラ・フィッツジェラルドを聴くとこの世に完璧というものがあるとわかります。私がいうのではありません。コメント欄にそう書いた人がいたのです。

たしかに、「Ella and Louis」のデュエットアルバムを聴いてみれば、これ以上は望めない気がしてきます。ただし、これ以上やこれ以下のほかにも、これ以外というのもまたあるのです。なんだか小泉進次郎みたいに当たり前のことを力説していますね。ともかく今夜は、「これ以外」の2人を。

Amy Winehouse - Someone to watch over me (Ella Fitzgerald cover)


これが Ella の cover ? と思いますが、ちょっと下品なところがいいですね。

Etta James Tribute / Someone To Watch Over Me


アメリカの天童よしみです。誰の cover でもなく、強いていえば、天童よしみがこの曲を歌ったとしたら、その cover でしょう。


コメント
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