出頭したオウム真理教幹部の平田信(46)と同棲していた、やはり元オウム信者の斎藤明美(49)の最近の暮らしぶりをニュースショウがレポートしていた。
勤めていた整骨院近くの弁当屋で、彼女は毎日、二人分の弁当を買っていた。きまって、唐揚げ弁当(290円)か唐揚げコロッケ弁当(390円)を注文したという。600~700円の予算だったことがわかる。
弁当屋の店員が示したレシートの記録によれば、最後に、斎藤明美が買いにきたのは1月6日、はじめて一人分だけだった。天丼(390円)、卵焼き(210円)とレシートには打ち込まれていた。
唐揚げ弁当や唐揚げコロッケ弁当などは、いかにも男が好む弁当である。たぶん、平田の好みに合わせていたのだろう。
1月6日、以前から食べたかったのか、ふと食べたくなったのか、天丼弁当を注文した。ついでに、ちょっとした贅沢のつもりだったのか、卵焼きもくわえた。
それは17年間続いた、平田と二人だけの食事を終わらせる、今日からは一人の食事のはじまりだったのかもしれない。
(敬称略)
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