カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

屋上庭園

2009-02-05 | あちこち
 3階の図書閲覧室の横は屋上庭園になっていて、竹林になっているが外には出られない様子。
 六本木のこの界隈には他にサントリー美術館と森美術館があり、置いてあったパンフレットによるとどこか1館に入ると次の館は割引料金になるとのこと。他に富士フイルムのギャラリーもあり、写真展も鑑賞できるが、この日の展示はあまり私の関心を惹くものではなかったので、さっと見て外に出た。

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エントランス

2009-02-05 | 美術
 三角錐の形をした国立新美術館のエントランスを3階から撮った。ガラス張りの造りになっている。
 昨日の書き込みで加山の絵の特徴を表す言葉を挙げたが、「装飾的」という言葉を加えるのを忘れていた。今回の展覧会では大学を出て数年後の作品も展示されており、キュビスムやシュールレアリスムの影響を受けた作品で日本画としては実験的なものではないかと思うのだが、単に実験的というだけではなく作品としての完成度も高いと思った。つまり、若い頃から並々ならぬ力量を示していたということになる。
 さて、今回の展示でどうしても1点を挙げろと言われたら「千羽鶴」としたい。スケールが大きく鶴と波のうねりが生み出す、流れるような動感があり、金と銀を基調とした色を抑えた画面が大作を引き締めている。加山の個性がよく表れた作品だと思う。

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