町田の谷戸にも小さいながらも数年前に蓮池が造られました。私としては造られる前の自然な状態の湿地の方がよかったと思いますが、個人の敷地なのでやむをえないところです。変化が少ないとはいえ、20年余りの間には徐徐にその姿を変えていますが、残念ながらよい方向への変化は少ないと言わざるを得ません。
蜻蛉というとシオカラトンボなどのように開けた所を翔び回る蜻蛉がよく目に入ると思いますが、この蜻蛉は雑木林の林縁の半日陰になっている灌木や草の上に止っていることが多いです。近くを通りかかるとすっと翔び上がったかと思うと、すぐにまた近くの葉の上に止ります。「・・・アカネ」という名前のとおり、雄は成熟すると赤くなると図鑑にあります。この蜻蛉も図鑑を見ただけではわからず、コオニヤンマと同様、友人から教えてもらいました。