カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

梅の木にエナガ

2010-03-01 | 野鳥
 この梅の木の近くでエナガの行動を観察していて、エナガがこの梅にやってきたら絵になるのに、と思っていたら、本当に来てくれました。あせってピントを外した写真もありましたが、これはピントが合った一枚。
 エナガのペアは共同で巣の材料を探して巣作りをしていましたが、間断なく鳴き声を交わしながら行動していて、とてもラブラブのペアなのでした。ただ、巣をかけた場所が風当たりが強そうな場所なので、春一番などの風雨で巣が壊れないかと、それがちょっと心配です。

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エナガの巣作り

2010-03-01 | 野鳥
 今日は、やっと少し薄日がでたので多摩川台公園に行って見ました。しばらくするとエナガのペアに出会い、行動を観察していると餌を探すと言うよりも、どうも巣の材料を探しているように感じられました。昨日から「森のひびき」(中村登流著)というエナガの生態について書かれた本を読んでいるので、一層興味を覚えてしばらく観察してみようと思いました。この本は20年程前に買ってとても面白く読んだのですが、改めて読んでみたくなったのです。著者は当時信州大学の助教授で、その後、上越教育大学の教授になられた方です。
 写真ですが、エナガが白い物を咥えているのが見えたので、慌てて撮ったため、少しピントが悪いですが、嘴には蜘蛛の糸というか蜘蛛の巣を咥えているのがわかります。エナガはコケや鳥の羽などを蜘蛛の糸で絡めて巣を作るので、巣を作っていることを確信しました。さらに行動を見ているとどうも同じ樹の方向に翔んでゆくことがわかりました。そこでその樹の近くに行き、見上げるとあっけないほど簡単に、もう半分以上できあがっている巣を見つけることができました。エナガの巣は以前に使い終わって、地面に落ちて壊れている巣を見たことはありますが、建築中の巣を見たのは初めてのことでうれしくなりました。

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