カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

羽毛を咥えなおすエナガ②

2010-03-12 | 野鳥
 羽毛を咥えなおすと安心したのか、少しスピードを速めて巣の方に向かって翔んで行きました。この写真ではわかりませんが、別のカットの写真を見るとこの子は尾羽が左側に曲がっているので、先程の写真とは別の子であることがわかります。これから産卵して卵を暖めだすと卵を抱く雌はもっと尾羽が湾曲してくるはずです。

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羽毛を咥えなおすエナガ①

2010-03-12 | 野鳥
 地上から1~2メートルの高さのところをゆっくりと巣のある方角に移動してゆくので追うと、地面に降りて咥えていた羽毛を置きました。

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尾が湾曲しているエナガ

2010-03-12 | 野鳥
 昨日書き忘れましたが、昨日見たエナガも尾羽が写真のように湾曲していました。この子は右側に曲がっていますね。これは巣材を狭い巣の中に運び込んで、中で造作をするために長い尾羽が収りきれずに曲がってしまうのです。
 この写真も地上近くにいたところを撮りましたが、羽毛は地上に落ちている場合が多いので、昨日地上近くにいたのもうなづけます。それにしても昨日は想像を働かせてしまいましたが、昨日も羽毛は巣に運び込んだに違いありません。

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羽毛を咥えるエナガ

2010-03-12 | 野鳥
 昨日に続いて多摩川台公園へエナガの観察に行ってきました。着いて間もなくエナガの巣から東の方角へ60~70メートル程の所で、ペアのエナガの声を聞きました。巣の近くに行き、エナガが来るのを待っていると、ペアでやってきました。このところ、巣に戻る姿が見られなかったので、巣を放棄してしまったのか、と一抹の不安がないではなかったのですが、それは杞憂でした。確認するのが一瞬遅かったのですが、少なくとも1羽は巣の中に入って、出てくるのを確認しました。2羽はそろってどこかへ翔び発ちました。10分ほどすると、またペアでやってきて、2羽の内少なくとも1羽は羽毛を咥えているのが確認できました。1羽が巣に入り、十数秒して出てくると、もう1羽が巣に入りました。そして、最初のときと同様に連れ立って翔び発ちました。13分後には戻り、その前とまったく同じ行動が見られました。私は巣の場所をいったん離れ、巣から西の方角に歩いて行きました。7,8分後に巣から100メートル程の場所で、またエナガのペアに出会い、やはり少なくとも1羽は羽毛を咥えているのが確認できました。問題はこのエナガのペアが巣作り中のペアと同じ個体かどうかということですが、先程のエナガが翔んで行った方角(北に翔んで行った)と違う方角のため、違うペアである可能性が高いと思われますが、確かなことは言えません。このエナガのペアを見てから7,8分後に巣の場所に戻りました。エナガを待っていると10分程してエナガのペアがやってきました。今度は初めて2羽とも羽毛を咥えているのが確認できました。その内の1羽が咥えている羽毛はふわふわのダウンではなく、羽ペンに使うようなタイプの長さ5㎝程の羽でした。
 今日の観察でわかったことは、まだ巣は完成していなかったことで、いわば内装工事が残っていたのでした。盛んに羽毛を運び込んでいたのは恐らく産座に敷き詰めるためだったのだと思います。羽毛を探しに出かけてから巣に戻るまでの時間は、10分から13分程でした。
 上記の観察をして帰途につきましたが、帰り道で最初にエナガの声を聞いた場所のすぐ近くで、エナガのペアにまた会いました。その際に撮ったのがこの写真で、羽毛を咥えています。

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