キブシ

　昨日行った町田の谷戸でもキブシの花が咲いていましたが、多摩川台公園でも咲いていました。雑木林で春一番に咲く花のひとつです。
　今日の多摩川台公園もエナガの観察が中心ですが、今日はまったくエナガに出会うことはできませんでした。一度目は巣の近くで20分待ちましたが、戻ってくることはありませんでした。少し園内を歩いて探しましたが、声さえ聞こえません。再度巣の所に行き、十数分待ちましたが、まったくエナガの気配はなく、公園内には2時間余りいましたが、最後まで確認できませんでした。巣を見ると巣の上にある葉にエナガが運んできたと思われる羽毛のようなものが少しまとまって付いているのが確認できたのが新たな発見です。それにしてもまったくエナガの気配がなかったことは気になるところです。
　観察できた鳥は冬鳥がいなくなったため次第に減って、次のとおりでした。
キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、ドバト。以上10種。

シュンラン

　この季節といえばやはりシュンランを見たいと思い、雑木林のなかを探し歩きました。なかなか見つかりませんでしたが、やっと見つけた一株です。白い茎がかよわい感じで、うっかりさわると折れてしまいそうです。
　昨日は暖かい陽射しに誘われて蝶も随分飛んでいるのが見られました。見落としもあるかもしれませんが、確認できたのはキタテハ、ヒメアカタテハ、ルリタテハ、ミヤマセセリといったところ。ミヤマセセリは小さくて黒っぽい色をしていて、動きが俊敏なので目が追いきれず、すぐに見失ってしまい、とても撮影どころではありませんでした。この春先だけ見られる蝶なので、できればカメラに納めたかったのですが・・・。