カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

晴天の谷戸

2008-05-14 | 町田の谷戸
 このところ川崎はずっと雨や曇りの日が続いていますが、連休のときに撮った晴天下の谷戸風景です。うっとうしい天気なので、少し気持ちのよい写真をどうぞ。とはいえ、この写真も陽は当たっていますが、空は雲が一杯ですね。
 
 最近立て続けにアジアで起きている大災害。自然の圧倒的なパワーの凄まじさを感じます。人類は営々と文明と文化を築き育んできたはずなのに、他国の援助部隊は受け入れない、報道陣も入れないという。まだまだ、抑圧のない開放的な社会に生きている人々というのは、それほど多くはないのだということを思います。

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タツナミソウ クローズアップ

2008-05-14 | 町田の谷戸
 花の形が潜望鏡のようです。タツナミソウは日当たりのよい所に咲きますが、やや日陰の所に咲くのがオカタツナミソウ。開花時期が少しずれていてオカ・・・の方は、もう少し先になります。

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マムシグサ

2008-05-13 | 町田の谷戸
 ちょっと気味悪い感じもする花ですが、サトイモ科でミズバショウと同じ仲間とのこと。一方はとても人気がありますが、こちらは不人気のようです。高さは5,60センチほど。
 
 6月の個展まで1ヶ月を切りました。プリントは1点を残して終わったのですが、額装はまだこれから。ゆとりがあるときに好きな音楽をかけながら、1点1点額に入れてゆくのは少しも苦ではないのですが、あまりゆとりがないときは楽しい作業とはいえないかな。少しゆとりが持てるときに作業するとしましょう。

 昨夜はNHKのラジオ深夜便を聞きながら寝てしまい、2時半ころ、スクリーン音楽特集の音楽で目が覚めてしまいました。目が覚めてまもなく流れたのが、ヘンリー・マンシーニ作曲の「ひまわり」(あのイタリア映画)の主題曲。数小節聴いただけで鳥肌が立ちました。濃い情感あふれる曲想。結局、スクリーン・ミュージック特集に続く、青春のフォーク音楽特集も聴いてしまい4時まで。イルカの歌う「海岸通り」でも少し鳥肌だちました。

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ニセアカシア」

2008-05-13 | 町田の谷戸
 マメ科なので、フジに似た花を咲かせます。近くに行くと甘い香りが楽しめますが、クマバチもこの花を目当てに集まってきて盛んに蜜を集めてゆきます。ニセアカシアの蜂蜜も売られていますね。晴れていると、また違った写真になるのですが、来週の日曜日にはもう散っているかもしれないので、そうすると晴天の下でのニセアカシアの写真は来年以降に持ち越しとなります。
 ところでこの写真を撮った180ミリレンズが、遠景のピントが合わないことが判明。修理に持ってゆかなければならなくなりました。50メートル位から遠くのピントがこないようです。写りはよいレンズだけに残念。保証期間中ではありますが、気が重いことです。

 この写真を撮ろうとしたときにピックイーという鳴き声が聞こえサシバが現れたのでした。サシバはほぼカラス大の大きさのタカで、春になると南の国から渡ってきます。

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これでも町田です

2008-05-12 | 町田の谷戸
 昨日の雨の雑木林ですが、どこの山の中?と思いませんか。実際、晴れていても場所によっては、高尾山の山にいるような雰囲気の所もありますが、雨の日はさらにその感が深まります。雨の林のなかは鳥の囀りもあまり聞かれず、静謐な時間が過ぎます。

 ところで、10日のホオノキの写真で右下の方でホオノキのバックに写っているのが、アズマネザサです。ここは雑木林の手入れがされていないので、アズマネザサが生い茂っていますが、多いところでは50センチ四方の所に20本以上というすさまじい密度で生えています。このまま放置し続けるとやがてホオノキも飲み込まれて枯れてしまいます。

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タツナミソウ

2008-05-11 | 町田の谷戸
 エゴノキの花はまだ蕾の状態でしたが、タツナミソウ(シソ科)が咲き出しました。花の形が、波の形に似ているところからこの名がついたといいます。高さは20センチ程度。 
 今日は寒いくらいの一日だったので、昆虫はほとんど見られず、花もフジはほぼ終わり、草花も葉境期で咲いている花も少なめ。天気もどんより雲っていて、少し寂びし気な谷戸でした。そんな谷戸に響くアオゲラのピョーという大きな鳴き声が、気分を明るくしてくれます。

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フィッシュ・アイで

2008-05-11 | 町田の谷戸
 今日は雨だったので、いつもよりゆっくり家を出て町田の谷戸へ向かった。雨のなか、傘をさしながらの撮影でしたが1時ころにようやく雨が上がり、この写真は雨が上がってから、フィッシュ・アイ・レンズで撮りました。

 今日は3,4年ぶりにサシバに会うことができた。ピックイーというサシバ独特の声にその方角を見ると悠然と飛ぶサシバの姿がそこにあった。以前は春になれば必ず会うことができたタカだが、個体数が減少していると言われており、なかなか会えないでいた。もう5月中旬になるので、この時期にここにいるということは、この地で営巣・繁殖する可能性が高いと思うのだが。

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ホオノキ全景

2008-05-10 | 町田の谷戸
 このホオノキはまだ若い木で、高さは7,8メートル程度です。点々と白く見えるのが花ですが、まだ蕾があったので、あと数日は楽しめそうです。花の大きさは15センチくらいあって、日本の木の花としては最大級の大きさです。モクレン科ですが、確かにモクレンの仲間と納得できる花ですね。葉も大きく30センチ以上もあり、秋になって落葉が頭に当たるとちょっと大げさですが、ゴツンという感じです。

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キリの花

2008-05-09 | 町田の谷戸
 このところ木の花をお見せしてきましたが、この時期に咲く木の花といえばもう一つ桐(ゴマノハグサ科)があります。薄い紫色の美しい花を咲かせます。花の大きさは5センチくらいあって、木の花というと小さい花が多いなかにあって、大きい方です。この花が単独に咲くのではなくて穂状に咲くので、さらに目立ちます。薄い紫という色からは、平安時代の貴族社会を連想してしまいます。

 これから先に咲く木の花としては、エゴノキがあります。4日には、エゴノキの花はまだほんの小さな蕾でしたが、早ければ明後日の日曜日には開花しているかもしれません。昨年撮ったときは花が終わりかけていたので、よい写真が撮れませんでした。今年はよい状態のエゴの花が撮れればよいのですが。

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ミズキ

2008-05-08 | 町田の谷戸
 ミズキの花も咲き出しました。ミズキ(ミズキ科)は10メートルを超す高木で、この写真では少し分かりにくいですが、枝を何段もの棚状に伸ばしてそこに花をつけるので、下の方から段々になって花を咲かせます。特徴のある枝ぶりなので識別は容易です。 
 同じ仲間にクマノミズキがありますが、こちらの方は開花時期がもう少し先です。

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