カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

ツルボ

2008-09-14 | 町田の谷戸
 久しぶりに町田の谷戸へ行ってきました。夏と秋が同居しているような感じ。花は秋のものが咲き始めていましたが、セミは元気に鳴いているし、まだまだ日差しも強くて暑かった。
 ツルボ(ユリ科)は高さ30センチ位で日当たりのよい所に咲きます。花は少し遅い感じで先週の方が花の状態はよかったようです。秋の花に分類されていますが、この時期に咲くので、この花を撮っていてあまり涼しかった記憶はありません。
 今夏、この地域では記録的な大雨が降ったので、田圃の様子が気になっていましたが、小規模の土砂崩れで田圃の一部が土砂に埋まっていたり、雨水が流れて稲が倒れている所があったものの大きな被害はないようでした。
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ツクシハギ

2008-09-13 | あちこち
 これも東高根森林公園で撮ったもので、ツクシハギとしましたが、自信がありません。花はヤマハギよりも小ぶりです。萩も種類が多く、大型の図鑑を手に現場で確かめないと特定は難しいようです。

 先日、仕事の帰りに小田急線の鶴川駅で電車を待っていたところ、10階ほどのマンションの屋上のTVアンテナに20羽ほどの鳥が止まっていて、鳴き声からムクドリとわかりました。するとまもなくどこからともなく100羽以上の鳥の群れが現れて上空を飛び回り始めましたが、これもムクドリでした。ムクドリの群れは、このマンションの屋上に降りたり、また飛び立って空を舞ったりしていました。以前に書きましたが、鶴川駅前にはハクセキレイの集団の塒があり、塒に入る前に集まるビルがありますが、このビルとムクドリが集まっていたマンションとは駅前広場をはさんで数十メートルほど離れており、それぞれ利用する場所を分けているのかもしれません。
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カリガネソウ

2008-09-12 | あちこち
 東高根森林公園にはカリガネソウ(クマツヅラ科)もありました。これも本来は川崎では見られないものです。私がこの花を初めて見たのは、確か信州の高原ででしたが、最初は花の雰囲気から園芸種かと思い、なぜこんなところに園芸種の花があるのだろうと思いましたが、その後野生種であると知りました。青い色が涼しげな印象を受けます。
 撮影しているとちょっと嫌な匂いに気づきましたが、この花が発する匂いとわかりました。
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ヤマハギの花

2008-09-11 | あちこち
 花が小さい場合は全体の形が分かるように撮った後、花の形が分かるように近寄って花だけを撮るようにしています。花を見ると、なるほどマメ科の花と納得します。

 先日、黒沢明監督が亡くなって10年経つということで、BSで「七人の侍」が放映され、特集番組も組まれていた。私はかねてかより芸術家の仕事のピークは40代にあるのではないかと考えてきたが、この「七人の侍」は彼が44歳のときの作品だった。同じ映画監督で宮崎駿の名作「風の谷のナウシカ」は、43歳のときに作られた。日本画家の小林古径の代表作、「清姫」、「髪」はそれぞれ47歳と48歳のときに描かれた。ベートーヴェンの作曲家としての画期を示した交響曲「英雄」は34歳ということで少し外れているが、彼が57歳で亡くなっていることを考えれば、あながち外れているとは言えないのではないか。もちろん、何事にも例外があるし、モーツアルトのように35歳で亡くなってしまった人の場合はどうなのだということもある。それに晩年になって素晴らしい作品をものにしている例が沢山あるではないかという考えは当然ある。しかし、作家としての画期をなした作品、いかにも生命の息吹に満ち満ちていて、有無を言わさず見る者、聞く者の魂を鷲づかみにするような作品ということになると、40代のときに作られた作品が多いように思うのだ。

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キンミズヒキ

2008-09-10 | あちこち
 同じ黄色の花で、こちらはキンミズヒキ(バラ科)。ミズヒキは花が赤でわりとどこにでもありますが、それに比べるとキンミズヒキの方がやや少ない。同じミズヒキという名前でもミズヒキはタデ科で、キンミズヒキとは全く別の植物であり、確かに花の感じは違います。
 東高根森林公園を利用する人を大別すると3つに分けられそうです。まずは小さな子供を連れての家族の方、中高年を中心とした散歩・ジョギングでの利用、自然観察や草花などの撮影を目的とした方。また、近所の方のコミュニケーション(井戸端会議)の場ともなっているようです。
 
 昨日からすっかり空気が入れ替わって大陸からのさっぱりとした空気に包まれました。肌にまとわりつくような湿度の高い空気から開放されて、とても気持ちがいいです。湿度の高い暑さが苦手な私としては待ちに待った季節がやってきました。
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キツリフネソウ

2008-09-09 | あちこち
 こちらは色が黄色いのでキツリフネソウ。この花が川崎にあるのは不自然なので、帰りにビジターセンターで尋ねたところ、案の定、植栽したとのことでした。来園者に楽しんでもらうために自然のままというのではなく、本来の植生でないものでも積極的に花を増やしているとのことでした。植物園と考えれば、様々な種類の植物を集めて見せるのは当然のことなので、目くじらをたてることはないのかもしれませんが、まさか川崎でキツリフネソウが見られるとは夢にも思いませんでした。
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ツリフネソウを横から

2008-09-08 | あちこち
 昨日の写真では、ツリフネソウの形のどこがユニークなのか分かりにくかったと思いますので、横から撮った写真を載せます。花の長さは4センチ弱というところ。花の右側や上の方に写っているのは蕾です。
 この花は、30年程前までは、私の勤務先の近くの鶴見川に注ぎ込む小さな川の川べりに2,3株あったのですが、いつのまにか姿を消してしまいました。私がライフワークとして撮っている町田の谷戸でも当然かつてはあったはずですが、現在は見られません。
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東高根森林公園

2008-09-08 | あちこち
 東高根森林公園は川崎市宮前区にあり、自然の景観を生かした公園になっていて、この日も多くの市民がそれぞれに楽しんでいました。広さは11ヘクタールと広大と言えるほどの広さではありませんが、過密都市川崎にあっては、貴重な空間と言えます。
 木道の両脇は湿地になっていて、湿生の植物が植えられており、ツリフネソウもここにありました。湿地ではハンノキといった湿地を好む木が、湿地から離れた所はコナラ、クヌギ、エゴノキ、ヤマザクラといった雑木林の代表的な木たちが、多く見られました。エノキの大木もありましたが、定点撮影している多摩川のエノキほどではないようです。
 昨日も書いたように自転車で行ったので、ガソリンは1滴も使いませんでしたが、自分へのガソリンにビール350ccを飲んでしまいました(もちろん帰宅後です)。
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ヤマハギ

2008-09-07 | あちこち
 萩(マメ科)はいかにも秋の風情を感じさせてくれる花で、琳派の絵の題材として秋の絵には欠かせない花となっていて、酒井抱一の情緒満点の絵を想い起こします。
 しなやかな枝が描く曲線が美しいので、花はちょっと少なめでしたが撮影しました。この日の撮影は晴れていましたが日陰での撮影が多かったので、色が青みがかってしまい、撮影には苦労しました。この写真はパソコンで色調の補正をしましたが、今ひとつというところです。
 ところで、東高根森林公園でハキリバチが切り取った歯をつかんで飛んでいるところをみました。一瞬見ると葉が飛んでいるように見えますが、蜂が葉をつかんで飛んでいるのです。この蜂は木の洞などに巣を作るのですが、葉を巣材として使うようです。
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ツリフネソウ

2008-09-07 | あちこち
 今日は自宅から7㎞弱の県立東高根森林公園に自転車を走らせて行ってきました。日差しがあったので、大分汗をかかされました。
 この時期に行ったのは随分久しぶりのことなので、目にするものが新鮮でした。まず目を引いたのが、このツリフネソウ(ツリフネソウ科)の花であちこちに群生していて見事でした。とてもユニークな形の花ですが、湿ったところが好きなので渓流沿いなどによく生えています。川崎でもかつては自生していた植物なので、管理センターで尋ねたところ、恐らくもともと自生していたものから、種をまいて増やしたのではないかとのことでした。現在ではかなり自然度の高い所に行かないと見られなくなってしまった花です。

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