Zooey's Diary

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旧財閥邸見比べツアー

2008年06月19日 | お出かけ
三井倶楽部でランチを頂いた後、旧岩崎邸を観に行くことになりました。

旧岩崎邸というのは、池之端にある三菱創設者の岩崎家の本邸。
やはりジョサイア・コンドルによって設計され、1896年(明治29年)に建てられたのだそうです。
ここは今、東京都のものとなり、有料で公開されています。千代田線湯島駅から歩いてすぐ。洋館・撞球室・和館の3棟からなり、洋館は本格的なヨーロッパ邸宅で
館内はジャコビアン様式の装飾で彩られています。

今回、奇しくも一日のうちに同じ設計者による二つの旧財閥の邸宅を観ることになりましたが、両者を比較すれば、圧倒的に三井の方に軍配が上がるように思います。
洋館の規模もそうですが、なんといっても庭園が違う。岩崎邸の方は、だだっ広い芝生しかないのですから。三井家の見事な日本庭園には比べるべくもありません。


(三井邸の入り口)

でも、この二つを比べるのはフェアではないかもしれない。
三井邸は、これは三井財閥の迎賓館として作られたのであり、片や岩崎邸は、岩崎家の人々が居住する本邸であったのですから。
それは、規模が違うのも無理がないというものです。

どちらにしても今から百年以上も前に、東京の一角に贅を尽くしたこんな空間があり、貴婦人や紳士たちが夜毎華やかに集い群れていたのですね。
庶民には想像もできない世界です…

コメント (2)
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