
11時にピレウス港を出た船は、夕方6時頃ミコノス島着。
あちらでは21時頃まで明るいので、夕方といっても昼間と同じ眩しい陽光。
海辺にはオープンテラスのカフェやレストランがどこまでも続き、
飲んだり食べたり喋ったり、多くの人で賑わっている。
海岸線をずっと歩き、南極の氷の塊でできたようなパラポルティア二教会の前で記念撮影。
小さな丘の上には5其の風車が。

海岸線からちょっと中に入ると、細い通路、白く塗った家々の商店街が
迷路のように続いています。
観光客でごった返す中、時々不意に、リードなしの犬や猫が現れる。
ネコはともかく、結構大きな犬が繋がれておらず、その辺にいるのです。
これはミコノス島に限らず、ギリシャ本土でも、これ以降訪ねた他の島でも何処ででも。

現地ガイドさんに訊くと、その辺の家の飼い犬であるか、
或いは近所の人が残り物などを与えて、町で飼っている犬なのだそうです。
道理で道端に寝そべっている犬、結構いい体格なのです。
インドで見かけた痩せこけた犬とは大違い。
犬好きの私、つい撫でたくなりましたが、狂犬病の注射はしてないだろうと我慢。
しかし拘束もされず、飢えもせず、自由に過ごせるなんて
ギリシャの犬って、相当幸せなんじゃないの?
それって人間も同じなのかも。
「ヨーロッパ幸福度調査」によると、経済危機にあえぐギリシャは2位なのだそうです。
(これは少々古いデータですが)


ヨーロッパ諸国における「幸福度」(Personal Happiness in Europe)
http://www.quon.asia/yomimono/business/global/2011/09/18/2844.php