日本からギリシャへの直行便は出ていないということで
今回はトルコ航空、イスタンブールでの乗り換えでした。
成田からイスタンブールまで13時間、3時間ほどの空港待ちを経て、テッサロニキ空港まで1時間半ほど。
成田を朝便で出て、その日の夜遅くテッサロニキのホテル着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ad/2ec325b56ee17e6a777fd24f2d4d7ca2.jpg)
翌朝テッサロニキのホワイトタワー、ペラ遺跡を観光、更にバスで3時間ほどかけて
ギリシャ北西部のテッサリア地方メテオラへ。
ここには巨大な奇岩が何十もそそり立っていて、まるでカッパドキアのようです。
カッパドキアと違うのは、その断崖絶壁の頂上に修道院があること。
しかも「メテオラの修道院群」というだけあって、その数、最盛期には20以上もあったのですと。
メテオラとは、ギリシア語で「中空に浮かぶ」を意味する「メテオロス」が語源なのだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/d2/e16892f146a4afeec104f329980dae95.jpg)
9世紀頃から、俗世から離れて祈りと瞑想の日々を送るためにここに修道院が
建てられるようになったのですと。
正に「薔薇の名前」や「雨天炎天」の世界。
本当に文字通り、断崖絶壁の上にあるのです。
しかし、こんなところに一体どうやって建てたのか?
今でこそ、隣の大きな断崖の上に車で登り、そこから橋で渡ったり、
或いは長い階段が作られていますが、昔はそんなもの何もなかったのですから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/10/93215d0357498ab287adafcb573d16bc.jpg)
ものの本や現地ガイドさんの説明によると
頂上に滑車を設置し、そこからロープや袋を吊るし、材料を引き上げる。
それを延々と繰り返して造られたのだそうです。
当然、その危険な作業の間には何人もの人が命を落としたのですと。
いやはや…
現存している6つの修道院のうち、メガロ・メテオロン修道院とアギオス・ステファノス修道院(今は尼僧院)
に今回寄りましたが、こんなシーンを目撃しました。
隣の崖からケーブルカーで荷物を運んでいる様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/1a/926dfe4bc29ea1170a147772f7f9f2c3.jpg)
そしてこんな光景も。
歴代の修道士たちの山のようなしゃれこうべ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d1/2cad8f1a0c2c2095f131624a55fe25c4.jpg)
これらの修道院は、今も修練の場の修道院として機能しながら
一部を観光用に解放しています。
絵葉書やイコン、宗教関連の本を置いた小さな売店もあります。
黒い尼僧服に全身を包んだ尼さんが、ニコニコと応対してくれたのが意外でした。
そしてもっと不思議なこと。
こんな俗世から隔離された世界で修業されている修道士さんたち、
何故あんなに太っていたのだろう?
今回はトルコ航空、イスタンブールでの乗り換えでした。
成田からイスタンブールまで13時間、3時間ほどの空港待ちを経て、テッサロニキ空港まで1時間半ほど。
成田を朝便で出て、その日の夜遅くテッサロニキのホテル着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ad/2ec325b56ee17e6a777fd24f2d4d7ca2.jpg)
翌朝テッサロニキのホワイトタワー、ペラ遺跡を観光、更にバスで3時間ほどかけて
ギリシャ北西部のテッサリア地方メテオラへ。
ここには巨大な奇岩が何十もそそり立っていて、まるでカッパドキアのようです。
カッパドキアと違うのは、その断崖絶壁の頂上に修道院があること。
しかも「メテオラの修道院群」というだけあって、その数、最盛期には20以上もあったのですと。
メテオラとは、ギリシア語で「中空に浮かぶ」を意味する「メテオロス」が語源なのだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/d2/e16892f146a4afeec104f329980dae95.jpg)
9世紀頃から、俗世から離れて祈りと瞑想の日々を送るためにここに修道院が
建てられるようになったのですと。
正に「薔薇の名前」や「雨天炎天」の世界。
本当に文字通り、断崖絶壁の上にあるのです。
しかし、こんなところに一体どうやって建てたのか?
今でこそ、隣の大きな断崖の上に車で登り、そこから橋で渡ったり、
或いは長い階段が作られていますが、昔はそんなもの何もなかったのですから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/10/93215d0357498ab287adafcb573d16bc.jpg)
ものの本や現地ガイドさんの説明によると
頂上に滑車を設置し、そこからロープや袋を吊るし、材料を引き上げる。
それを延々と繰り返して造られたのだそうです。
当然、その危険な作業の間には何人もの人が命を落としたのですと。
いやはや…
現存している6つの修道院のうち、メガロ・メテオロン修道院とアギオス・ステファノス修道院(今は尼僧院)
に今回寄りましたが、こんなシーンを目撃しました。
隣の崖からケーブルカーで荷物を運んでいる様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/1a/926dfe4bc29ea1170a147772f7f9f2c3.jpg)
そしてこんな光景も。
歴代の修道士たちの山のようなしゃれこうべ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d1/2cad8f1a0c2c2095f131624a55fe25c4.jpg)
これらの修道院は、今も修練の場の修道院として機能しながら
一部を観光用に解放しています。
絵葉書やイコン、宗教関連の本を置いた小さな売店もあります。
黒い尼僧服に全身を包んだ尼さんが、ニコニコと応対してくれたのが意外でした。
そしてもっと不思議なこと。
こんな俗世から隔離された世界で修業されている修道士さんたち、
何故あんなに太っていたのだろう?