
FBでは、世界中の虐待された動物の写真がよく廻って来るのです。
その多くは、こんなにも酷く虐待された動物が、保護センターに預けられ、
優しい養親に引き取られて今は幸せになった、
だから保護センターにあなたからの寄付を、という話が多いのですが
あまりにもむごたらしく虐待された動物の写真は、正直正視できない。
でもこれはそれほど酷くないし、心温まる話なのでご紹介したいと思います。
前足が曲がった奇妙な犬。
これは、ネグレクト(放置)と栄養失調によるものらしい。
狭いケージに入れっ放しでろくに餌も与えられないで
クロスビーは子犬の時、寒い冬の公園に捨てられていたのです。
でも優しい養親の元でたっぷりの愛情と様々なケアが与えられ、
ギプスを嵌めたり、仲間の犬たちと元気に遊んでいるうちに
今はこんなにも元気で立派な犬に。
そしてこの音楽が素晴らしい。
是非、動画をご覧ください。
説明がないのですが、これは「小説家を見つけたら」という映画に使われた音楽、
ハワイの人気歌手 Israel Kamakawiwoʻole(イズラエル・カマカヴィヴォオレ)による
「Somewhere Over The Rainbow」(虹の彼方に)だと思うのです。
ショーン・コネリー演じる偏屈作家と貧しい黒人少年との優しい交流を描いたこの映画、
泣きたいくらい好きでした。
こんなにも優しい声のイズラエル、100kgを超える巨体だったのですが
夭逝してしまったことがしみじみと惜しまれます。