Zooey's Diary

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ロシア旅行⑩赤の広場

2017年08月25日 | ロシア旅行2017

モスクワの赤の広場は大きい。
別に赤い訳ではなく、ロシア語の「赤い」という言葉は「美しい」をも意味するのだそうです。
広大な広場の周りに、聖ワシリー寺院、レーニン廟、歴史博物館、カザン大聖堂、グム百貨店などがぐるりと囲んでいる。


レーニン廟は、あのレーニンの遺体が、今も特殊な方法で保存されているのです。
公開される時間が非常に限られていて、私は中には入れませんでしたが。
その保存には非常に費用がかかるので、埋葬するべきかどうか今も議論されていると。


ロシアの街を観光して驚いたことは、そこら中にレーニンの像が立っていたこと。
モスクワに限らず、サンクトペテルブルクやスズダリでも、あちこちに。
ソ連が崩壊した時に壊されたんじゃなかったの?
レーニンやスターリンって、この国で一体どういう立ち位置なの?
今も尊敬されてるの?嫌われてるの?
(子どもがサスペンスドラマなんか見ていて訊く、この人いい者?悪者?のレベルです)


こんな不躾な質問に対する三都市三人のローカルガイドは困った顔をして、
その答えは微妙に違っていたけれど、要するに
「それは簡単には答えられない、複雑な質問です」
というものでした。
彼らは悪いこともしたけれど、ロシアをここまでにしてくれたのだからと。
あんな「大粛清」をしたのに?
(若い頃読んだソルジェニーツィンの「収容所群島」があまりにも衝撃的だった)
レーニンとスターリンを一緒くたにして訊くというのも無茶な話でしょうが。
そりゃ一見の旅行者に、本音なんか漏らさないか…

聖ワシリー寺院
コメント (4)
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