翌早朝、飛行機で一時間半ほどかけて、サンクトペテルブルクへ。
ロシアの空港はとにかく時間がかかるというので
7時半発の飛行機に乗るのに、ホテルを4時半出発(泣)。

「北のベネチア」とも呼ばれるというこの街は
縦横無尽に運河が巡り、パステルブルーやミントグリーンなど、色鮮やかで巨大な
聖堂や宮殿が建ち並んでいる。
18世紀初頭、ネヴァ河の河口の湿原地帯に、こんなに美しくも巨大な人工都市を造り上げてしまった
ロマノフ朝ピョートル大帝は凄いねえ。
昨日の記事に写真を出したイサーク寺院は、ドームを持つ建築物としては
バチカンのサン・ピエトロ寺院、ロンドンのセントポール寺院に次ぐ、
世界三番目の大きさなのだそうです。
内部は見事なイコンとフレスコ画に埋め尽くされています。

お茶の水にあるニコライ堂と同じ、ニコライ聖堂。
勿論こちらの方がずっと巨大で美しい。

ロシア美術館の前のプーシキン像
ラスコーリニコフが彷徨っていたという、ネヴァ河のほとり。
昔、ドストエフスキーの「罪と罰」トルストイの「幼年時代」ゴーゴリーの「外套」など
一応読みましたが、今となっては殆ど覚えていないし、
若い自分が何処まで理解していたかも甚だ疑問です。
ただ一つだけ今も覚えている、トルストイの童話のような短編があります。
「人にはどれだけの土地がいるか」。
貧しい農夫が、全財産を投げ打って土地を手に入れようとする。
一日に歩いた分だけ自分のものになるが、日没になるまでに
出発点に戻らなければならない、という約束の元に。
農夫は休む暇もなく一日中必死に歩き続けて、日没前にギリギリ間に合うが
着くなり血を吐いて死んでしまい、彼の身体の分だけの土地に埋められた、というお話。

美しい街を歩きながら、そんなことを思い出していました。
ここからサンクトペテルブルクに三泊。
ロシアの空港はとにかく時間がかかるというので
7時半発の飛行機に乗るのに、ホテルを4時半出発(泣)。

「北のベネチア」とも呼ばれるというこの街は
縦横無尽に運河が巡り、パステルブルーやミントグリーンなど、色鮮やかで巨大な
聖堂や宮殿が建ち並んでいる。
18世紀初頭、ネヴァ河の河口の湿原地帯に、こんなに美しくも巨大な人工都市を造り上げてしまった
ロマノフ朝ピョートル大帝は凄いねえ。
昨日の記事に写真を出したイサーク寺院は、ドームを持つ建築物としては
バチカンのサン・ピエトロ寺院、ロンドンのセントポール寺院に次ぐ、
世界三番目の大きさなのだそうです。
内部は見事なイコンとフレスコ画に埋め尽くされています。

お茶の水にあるニコライ堂と同じ、ニコライ聖堂。
勿論こちらの方がずっと巨大で美しい。

ロシア美術館の前のプーシキン像
ラスコーリニコフが彷徨っていたという、ネヴァ河のほとり。
昔、ドストエフスキーの「罪と罰」トルストイの「幼年時代」ゴーゴリーの「外套」など
一応読みましたが、今となっては殆ど覚えていないし、
若い自分が何処まで理解していたかも甚だ疑問です。
ただ一つだけ今も覚えている、トルストイの童話のような短編があります。
「人にはどれだけの土地がいるか」。
貧しい農夫が、全財産を投げ打って土地を手に入れようとする。
一日に歩いた分だけ自分のものになるが、日没になるまでに
出発点に戻らなければならない、という約束の元に。
農夫は休む暇もなく一日中必死に歩き続けて、日没前にギリギリ間に合うが
着くなり血を吐いて死んでしまい、彼の身体の分だけの土地に埋められた、というお話。

美しい街を歩きながら、そんなことを思い出していました。
ここからサンクトペテルブルクに三泊。