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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

ギプス生活スタート

2021年04月07日 | 家庭
ギプス生活1日目。
痛み止めを飲んでいるのでそれほど痛くないが、薬が切れると痛い。
剥離骨折、小さな腓骨が靭帯から離れたくらいでこんなに痛いなんて、人間の体って不思議。
家の中を松葉杖で最低限の移動、外には一歩も出られず。
昼はカップ麺、夜は夫にお弁当を買ってきて貰う。
ギプスに大きなビニール袋を巻き付けてシャワー。

映画「糸」鑑賞。中島みゆきの同名曲をモチーフに作られた、菅田将暉と小松菜奈の2020年の作品。
13歳の時に出会った二人が8年後に再会した時にはそれぞれの人生を歩んでいたが、どうやって結ばれるのか?
安っぽい恋愛小説のようだが、名曲「糸」の情景ビデオだと思えば超贅沢。
「芸人その世界」永六輔著、読了。
気分転換に面白い小咄集だが、昭和の文庫本で活字が薄く小さく読みにくい。




ギプス生活2日目。
松葉杖の使い方が段々上手くなってきた。
バルコニーに出てそろそろと花に水やり、家の中ではあるがようやく外に。
しゃがむことができないので、花の手入れはできないが。
片足に体重を乗せ、キッチン台によりかかって、簡単な料理と皿洗いはできるようになる。
ギプスにビニール袋、その足を浴槽の縁にかけたまま入浴。

映画「星の子」鑑賞。芦田愛菜主演、2020年。
生まれた時に病弱だったちひろを治すため、藁をもすがる思いの両親は新興宗教にすがり、それにのめり込んでいく。
ちひろは愛情たっぷりに育てられ中学3年生となるが、憧れの男性教師に、両親が行う怪し気な儀式を見られて罵倒される。
愛情に包まれているが故に、疑問を持ちながらも無下に両親を否定することもできない。
姉のように親を捨て、家を出ることができないちひろは、この先どうするのか?
子どもは親を選べないのだとつくづく思う。



「ポイズンドーター・ホーリーマザー」湊かなえ著、読了。
イヤミス(読んだ後、嫌な気分になるミステリー)の女王、湊の真骨頂という感じの作品。
視点を変えると、物事はまるで違って見えてくるというパターンの短編集。
娘から見れば母親は抑圧するばかりの毒親であり、母親から見れば娘は愛情を逆恨みする毒娘である。
”人生が上手くいかないと感じる時だけ母親のせいにして、苦しんでるフリをして、ダメな原因はすべて自分の外にあるのだと、無意識のうちに自分に思い込ませようとしている”という、娘の親友(実は親友ではなかったのだが)の言葉が心に残りました。

夕食の時、夫の付き合いでワインをグラス半杯ほど飲んだら、途端に足が痛くなった。
負傷した時はやっぱりアルコールはよくないのね…

コメント (6)
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