劇団四季のミュージカル「ライオンキング」を観て来ました。
ライオンやキリンやハイエナを、人間の身体であんな風に表現するとは。
そしてエルトン・ジョンが作った曲「サークル・オブ・ライフ」は、アフリカの大地の熱い息吹を伝えてくれるようです。
(舞台写真はネットから)
アメリカの舞台芸術家ジュリー・テイモアは、アフリカの動物たちを人間が演じるという難題を、アフリカンアートに加え日本の文楽や歌舞伎、インドネシアの影絵といったアジアの伝統芸能を融合したマスクやパペットを使用するといったユーモラスな手法で見事に表したようです。
私の下手な説明よりも、短い動画をご覧ください。
劇団四季のミュージカルは演目によって場所が違い、今回は有明の劇場でした。
都心から少々離れた不便な場所で建物も特別なものではありませんが、しかしトイレは素晴らしい。
個室が20室以上も通路を挟んで両側に並び、新しい施設のトイレでよくあるように、一方通行になっていて入口はこちら、手を洗う場所と出口はあちらと。
休憩時間には山のような人が押し寄せましたが、それほど待つこともなく、綺麗に捌けました。
NYやロンドンで、「CATS」「レミゼラブル」「オペラ座の怪人」など幾つものミュージカルを観ましたが、石造りの歴史ある建物は素晴らしいものの、そのトイレのお粗末なことといったら。
個室はほんの数室しかなく、休憩時間が終わっても間に合わないことも。
しかも座席は古く狭く、観客の身体は大きくふくよか、中ほどの席に座っているとその列の人達全員に立って貰わないと戻ることもできず、申し訳ない思いをしたことも。
日本の劇場ではそんな心配はありません。
(ロンドンのHerMajestyTheater)
「ライオンキング」の前の腹拵え、「築地食堂源ちゃん」の海鮮丼@有明ガーデン。