権力集団共ははじめから小沢氏の力を利用し、一時民主に政権を取らせ、仕込んでおいた仙石・野田・前原・枝野等に民主を乗っ取らせ、TPPや消費税増税法案など、通常通せないような法案を次々と通させ、国民に見限らせるような形で民主を潰し、自民に返り咲かせるという絵図を描いていたのだろう。
はじめから民主を捨石と定め、仙石・野田等には捨て駒の役目を対価と引き換えに確約させていたのだろう。
そう考えれば野田等権力スパイの選挙前と後の言動の変わりようも頷ける。
すべて出来レースだったのだろう。
その後法案成立協力の国民への免罪符として、最低でも野田の首を取り、メディアにその功績を報道させる必要があった。
だから内閣は信任しないが法案成立の為には協力するという、自民の不可解な行動も、権力者共の身勝手な思惑に整合性を付けるために無理やり描いた稚拙な計画の表れだったのだと思う。
小沢氏と菅の代表戦の策略も初めから計画されていた事なのだろう。
検察を使い、小沢氏に嫌疑を吹っかけ、メディアを総動員し小沢氏が代表戦で敗れても、小沢氏の不徳で致し方なかったのだという国民へのカモフラージュの為。
でもあの時実際には小沢政権が出来ていたのだろう。
すべては消費税増税法案の為、TPPの為、官・報・財・アメリカの計画の元、民主を捨石と定めた売国劇だったのだろう。
思惑が外れたのは311が起きてしまったことか。
被災地復興も後回し、原発被災者の救済も二の次に、現政権下での早急な法案成立を急いだ結果、業を煮やした普段立ち上がらないような国民が立ち上がり、普段拡散されないような事実が次から次に拡散し、化けの皮が剥がれ出したのを感じ、このまま増税法案を可決させてしまったら自民の返り咲きも危ぶまれると思い、今の谷垣の玉虫色のどっちつかずの態度に繋がってしまったのだろうと思う。
敵も今足踏み状態なのだ。
今奴らの持ち駒は現状民主・自民・それから維新。(みんななどはまだ役に立たない)
本来であれば維新の勢力をもっと拡大し、民主もしくは自民の後釜たりえるまで国民に支持されるところまで持って行きたかったのだろうが、原発再稼働など目先の出来事の目くらましに橋下を使ったため、すでに橋下は国民に足元を見透かされ賞味期限切れとなってしまった。
ここにきて売国集団の手詰まり感が否めない。
いや今後ますます検察問題・東電問題・TPP・消費税問題の影の部分が露見してゆき、この売国者どもの行状が詳らかになってゆくことだろう。
すでに国民は真偽を明らかにする目を持ち、声を発する場を獲得し、真に自分たち国民の為に立ち上がることを得た。
小手先の売国者どもの絵図を見透かし、それを阻止する為に。
百術不如一誠(百術は一誠に如かず)
いよいよ国民は人任せ、政治家任せ、官僚任せの政治から脱却する時期に来たのだ。