バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

寒さによる影響で…

2024年12月20日 12時26分23秒 | 病院の黒子(夕勤)
「アッ!」と言う間に秋が過ぎて冬がやって来た。冷たい北風が吹く中を出勤するのだが、特に急いでもいないのに早歩きになっているようで… 夏は、住宅地を抜けた後の信号が「もうすぐ青に変わる」タイミングだったのに、今は「赤になったばかり」というタイミングになっている。そこでただ立っている時間が長くなるならば、もう少しゆっくり歩いた方が… でも、早歩きの方が体が温まりそうだし… どっちがいいんだろうなぁ~

さて、出勤して着替えて事務室で検温した後にパソコンで出勤チェックをするのだが、寒さで手が冷たくなっているので、起動させるための静脈認証が通らなくなってしまった。通勤中は手をポケットに入れたり手袋を装着したりしているのだが効果なく… 手のひらを太ももでゴシゴシ… エラー! ゴシゴシ… エラー! 「こんなんで遅刻したら洒落にならんな」と思っていたら、休憩室から出てきた先輩が“正に手を貸してくれた”ので助かった。

その時、「入社当初から“何らかの事情で自宅を出るのが遅れたらマイカーで行けばいいな”と考えていたけれど、冬の間だけでも常にマイカーで通勤すれば、手も冷たくならないから解決するではないか!」と思った。会社には徒歩通勤で申請しているのでガソリン代が出ないのは仕方がないとして、病院の駐車料金が必要… ということで、改めて駐車場に立っている料金表を見て驚いた。受診でもお見舞いでもない場合は“30分600円(最大料金なし)”となっていたからである。

「1時間1200円か… 私の時給より高額だなぁ~ 働けば働くほどマイナスじゃないか!」と思っていたら、次の日には“60分600円(最大料金なし)”になっていた(誤った料金表示を貼り替えたのか? 私の見間違えだったのか?)。なんだ600円か… 赤字じゃないなら安心してマイカーで行けるなぁ~(いやいや、何が安心だよ! つい先日、自分の運転が危険になりつつあると思い知らされたばかりじゃないか!)


子供の頃から好きなこと

2024年12月19日 10時42分17秒 | 病院の黒子(夕勤)
一昨日、手術で使用された器具類を受け取りに手術室へ行ったら、そこには二人の看護師さんがいて、一人がパソコンで作業中、もう一人が器具類の確認をしていた。その時、手術室のBGMに“Pe●fumeのポ●リズム(2007年発売)”が流れていたので、思わず私は「あ、懐かしい」と声に出してしまった。そこで看護師さんから「そうですね」くらいの反応があるだろうと思っていたら… なぜか二人同時に笑ったので驚いた。

「えっ!? 今のは笑うところ? このジジイがPe●fumeの曲を知っていることが変だから?」と不思議に思いながら「この曲を初めて聴いたのは紅白●合戦だったんですよ」と続けた。すると「へぇ~ 出てたんですね」と返答があったので、「それから一時期、ハマってたんですよ。CDやDVDも5~6枚は買いました」と言ったら「ガチのファンじゃないですか」と言われ… 束の間の楽しいトーキングタイムとなった。

私がDVDを購入した目的は、言うまでもなく彼女たちの振り付けを覚えるためである。が、若い頃と違って頭に入らず残らず… 断念した。私は、子供の頃から振り付けを覚えるのが好きで、天地~ 西城~ 郷~ ピンク~ キャン~ 沢田~ 田原~ 近藤~ 松本~ 小泉~ 本田~ 工藤~ Win~ 昔はビデオなんてなかったから、一つでも多くの歌番組をテレビで見るしかなかった。時には、振り付けを覚える前に新曲が出てしまうこともあったっけ…

また、昔は1番も2番も同じ振り付けが多かったし、すぐに真似できる動きばかりだった。しかし、いつ頃からか… 1番と2番で異なる振り付けになったり、特に運動神経も柔軟性もなく“バック転もできない”私には真似できない振り付けが増え… それと同時に私の記憶力の低下もあり、真似する気力を失ってしまった。それでもたまにヤル気を出してT.M~ そして今はボケ防止のため♪LOVEドッきゅん… ガッツリ平成の歌なのにドップリ昭和的な振り付けが良い(^-^)v


ない、ない、そんなものまで!?

2024年12月13日 11時36分19秒 | 病院の黒子(夕勤)
ちょっと前、職場に妙な空気が漂い始めた時… ある先輩から「手術で使った器具(プラスドライバーの先端だけのような器具で長さ3~4cm)が見当たらないらしい」と言われた私は、とりあえず洗浄室のゴミ箱(ビニール袋がセットされた段ボール箱)の中身を全て床に出してから、一つ一つのゴミを確認しながらゴミ箱へ戻すことに… しばらくして「おぉ~! ひょっとしてこれか!?」と歓喜した。ホント、その時は宝物を発見したような気分であった。

先日、ある先輩から「管状器具に装着するゴム製の蓋(直径7~8mm)がないんだけど…」と言われた私は「全て空気圧縮機で水気を飛ばして持って行ったはずですけど…」と答えた。が、その先輩が“所定の場所に片付けられている小さなカゴ”を開けたところ、その中に入っていたのだった。どうやら、私が一つのカゴの中身を処理した後、二つ目のカゴも処理したと思い込んでカゴを片付けてしまったようだ。そう、その時はあれやってこれやっ…(言い訳すな!)

一昨日だったか、職場では「(事務室に親機がある電話の)子機がない!」と騒ぎになっていた。ある先輩が「最近、いろんな物があっちこっちに置き忘れられているんだよね」と言っていたので、「その内に出てくるだろう」と思ったのだが… その後、子機が見つかったと言う話は聞こえてこない。もしも、まだ見つかっていないとしたら… 今夜、事務室以外の場所でスマホを使って職場に電話して… どこかで子機が鳴っていないか確認してみようかな?

果たして、洗浄室にあるのか滅菌室にあるのか… 倉庫か休憩室か… いや、その辺りは先輩たちも一通り確認したはずである。ということは、手術室フロアの何処かにあるのだろうか? それならば、看護師さんが気付いて持ってきてくれるはず… 制服のポケットに入れたままクリーニングに出してしまったとか? それならば、業者さんから連絡が入るはず… まさかゴミ箱の中に!? そうなると… すでに火葬されて天国行きだろうな。チ~ン…


ませませ まさし

2024年12月11日 11時09分30秒 | 病院の黒子(夕勤)
一昨日… 今回の長野遠征では特筆すべき出来事がなかったので、「お土産に“リンゴ2個ずつ”も考えたけれど、さすがに電車では50個も持って帰れず、断腸の思いで諦めました。その代わり、リンゴらしさを感じられるお菓子を買ってきたので、どうぞご賞味くださいませませ~♪ 松井まさし」という文章とともに、お土産のお菓子を職場の休憩室に置いて最後に退勤した。

昨日… 顔を合わせた仲間たちから御礼を言われたのだが、私とそんなに年齢が離れていないと思われる人も“ませませ~♪”&“まさし”の意味が分かっていないようだったので「えっ!? ホントに知らないのか? これは確か… 私が社会人になった頃か、もう少し前か… いずれにせよ、私より10歳くらい年下の人でも分かるはずなんだけどなぁ~」と不思議に思った。

「まさか、この歌は… 私が思っているほど有名じゃないのかな?」と思ったので、私よりもお姉さんの先輩に「◎◎まさしの“※やどり”って歌、知ってますよねぇ?」と聞いたところ、「うん、知ってる」と即答してくれたのでホッとしたのだが… 私が「みんな(私よりも年下の先輩たち)は知らないって言うんですよ」と言った途端、その先輩も「やっぱり知らない」と逃走した。

帰宅後、“ませませ 歌詞”でネット検索したところ、“◎◎まさし ※やどり”がトップに出たので「そりゃそうだろう」と思いながら発売日を確認… 「1977年って… 47年前!? すると私は14歳の中学生、私より5歳下でも9歳か… そりゃ知らんわな」と納得した。なぜ、そこまで勘違いしたのだろうか? 新しい音楽をほとんど聴かない時期が10年以上あったから、その分だけボケ脳内の音楽ファイルが抜け落ちているからかも…(オマエの場合、もっと大切なファイルがたくさん抜け落ちてそうだな!)


部長、課長、平の看護師さん

2024年12月07日 10時30分12秒 | 病院の黒子(夕勤)
昨日は、私も退勤時刻を2時間もオーバーするくらい忙しかった。そんな中で… 「何番の手術室へ、使用した器具類を取りに行ってください」と言われた私は、その手術室の前に置かれていた“大量の器具類が載せられた大小の運搬台3つ”をエレベーターの方へコロコロと移動… その途中で“何番の手術室の器具類を持ってきたか”を所定の用紙に記入するために足を止めた。

その時、ちょうど通りかかった部長看護師(手術室フロアの看護師事務室を会社に例えるならば、それくらいの地位であろうと思われる看護師さん)が、近くにいた課長看護師に「これ(私が持ってきた運搬台)は誰が担当?」と尋ね… 「(平社員の)☆☆ですね」「あぁ、☆☆か」と会話をするや否や部長は電話を掛けて「あぁ、☆☆? 今、※※にいるから、すぐに来て」と言ったので、私は「???」となっていた。

それから1分も経たないうちに☆☆さんが登場… そこで「なぜ呼ばれたか分かってる?」と声を掛ける課長… ☆☆さんは「はい」と答えてから、上下可動式の運搬台を一番低く下げ始めたのである。その時、私は「あっ… 入社して間もない頃に“運搬台を下げてから運ぶように”と言われたような記憶が…」と思い出し、☆☆さんと一緒に運搬台を下げ始めた。

部長は立ち去ったけれど、課長が近くで作業をしていたので、私は☆☆さんに小声で「申し訳ない。私が下げずに運んでしまっ…」と話し掛けたのだが、☆☆さんから「いえいえ、私がいけなかったんです」と言われたので… 「惚れてまうやろぉ~」と思った(こらこら! 年の差はいくつだ?)。多分、☆☆さんが弊社の誰かに引き継いだ時に「あぁ、いいよ」「お願いします」みたいな会話があったのだろう。そこへ何も知らない私が…。。。

それから3~4時間後、誰もいなくなった手術室周辺の片付けをやっていた時… 看護師事務室に部長一人だけが残っていたので、私は「あのぉ… 今日は申し訳ございませんでした」と頭を下げたのだが、「は!? 何かありました?」と言われてしまった。そこで簡単に説明したところ、「あぁ、あれはウチがやらなきゃいけないことなので!」と言われ… その後、お互いに「すいません」でハッピーエンド… それはそうと、初めて部長の顔をジッと見たのだが… 「惚れてまうやろぉ~」と思った。(アホか!)