テニスシューズの劣化

私が持っているテニスシューズは３足あり、ざっくり簡単に言うと…　テニスコートの素材（土、砂入り人工芝、コンクリート、カーペットなど）が滑りやすいか滑りにくいかで、コーチに言われた通り使い分けている。一つは滑りやすいコート用のＡシューズ、一つは滑りにくいコート用のＢシューズ、もう一つは“どちらでも使える”と言われたＣシューズで…　屋外コートへ行く時はぼぼＡで、テニススクールへ行く時はＢ（赤ライン）かＣ（青ライン）なのだが、ほとんどＢばかりでＣはほとんど履いていなかった。

先日、久しぶりにＣを履いてスクールへ行ったら…　途中で右足に違和感を覚えたので確認したら、右側面が破れて中身（私の右足）が見えていたので驚いた。Ｂ（赤ライン）は毎週のように履いていたのだが、Ｃ（青ライン）は２～３カ月に１回くらいしか履いていなかったので、破れた部分以外はＣの方が多少は綺麗（？）である。購入時期（４～５年前？）も自宅での保管状況もほぼ同じだったのに…　ＢよりもＣの方が履き心地が良かったから「さっさとＢを履き潰してＣを履こう」と思っていたのに…　残念！

あ、もう１足…　還暦に合わせて買った“全体が赤いテニスシューズ”があった。これも今はほとんど履くことがないのだが…　Ｃのように腐らせてしまってはもったいない。今後は他のシューズと同じくらいの頻度で履くようにしよう。右側面が破れてしまったＣだって、テニスじゃなければ…　雨の日じゃなければ履けるんだから、今後は通勤などで履くように…　さすがに穴が開いたままでは職場の先輩から何か言われそうだから、自分でテキトーに修繕してから履くようにしよう。

一応、“よく履いている靴よりもあまり履かない靴の方が早く傷む理由”をネットで検索したところ…　「ポリウレタンなどは放っておくと空気中の水分と反応して加水分解する」＆「いつも履いている方が加重（圧力）で水分を放出するから長持ちする」ということらしい。なるほど…　ちゃんと科学的な原因があるんだなぁ～　てっきり私は「いつも履いている方が“私の生気”がシューズに注入されるのかな？」と思っていたのだが…（オマエの生気？　妖気か邪気の間違いだろ！）