ぽっつりとブログに向かいそとは晴れ きみがいなくて庭石菖
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‘滋賀新型インフ’
‘パンデミック’のネットワークはどうなっているのだろう
と考え、滋賀県と彦根市の「発熱相談センター」をのぞいて
みる。
‘彦根市からの発信にゃん’
‘新型インフ’だけが‘パンデミック’でないが、感染経路
が人から豚の逆感染情報が新聞されているので「弱毒型」と
はいえ慎重な対応が一番。こう考えてみると、先進国社会で
の流行している事柄は全て‘パンデミック’に行き着くはず
だ。たとえば、「老々介護問題」は中国の急速な顕在化をみ
ればわかる。
「ほんとうの考え」
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糸井 | 最近、吉本さんは 何をいちばんに考えていらっしゃいますか。 |
吉本 | いまは、なにはともあれ いちばんの関心事は、からだのことです。 目も悪いし、足壊疽も悪いし、 もう、どうにもなんないです。 こうやればいいはずだ、ということを やってくれるお医者さんは、 日本には少ないんですよ。 西欧の端っこのほうの デンマークとかスウェーデンとか、 ああいう国では、そこがすごく発達しています。 それは、マルクス主義者が言うこととは またちがう意味で、革命的です。 |
糸井 | なるほど‥‥北欧ですね。 |
吉本 | ええ。北欧の若い人は、 税金をいっぱい取られちゃいます。 その代わりに、ああいう国は 老人の病気の面倒をみたり、介護を完全にするし、 何かあれば、すぐに医者がかかわってきます。 若い人は、何とも文句は言わない。 そういうことが、できてるんですよ。 完璧に近いことをやっています。 それは、別な意味で革命です。 要するに、それができれば、 革命と同じことなんです。 社会を革命してから、 なんとかどうにかしてやっていって、 それからからだみたいなものについて考えて、 という、 従来のしかたとはぜんぜん別の意味の革命が、 あのあたりの国は、できてます。 |
糸井 | 北欧がそうなった、ということについては 何か理由があるんでしょうか。 |
吉本 | やっぱり、貧乏国で、 いちばんには発達してなかったからでしょう。 いいところもいい治療法も、みんな、 資本主義と社会主義に取られちゃったから。 そして、「やることはないな」という 国だったからでしょう。 |
糸井 | だから、 分けあわなきゃならなかったんでしょうか。 |
吉本 | そうなんですよ、 分けて、なんとかしなきゃいけなかったんです。 このことは、ある日本の介護専門家の人が、 海外を視察してきたあとに、 対談の場でぼくに話してくれたことです。 その人の誇張は多少あるでしょうけども、 ぼくはそのとき、 ああ、革命っていうのは、ほとんど、 こういうもんでもできるんだ、 と思いました。 日本の医者なんか ぜんぜん問題にならないくらいのことをしつつ、 知識も蓄積しています。 それは、ほとんど、 「人間って何なんだ」ということだと思います。 「自分たちは何なんだ」ということについて ひとつの方法として、 すでに確立して進んでいるのです。 |
糸井 | 病を研究することじゃなくて、 生きることを研究するのが お医者さんなんですよね。 |
吉本 | そう、ぼくなんかは、 そっちのほうが大切だと思います。 ぼくは、好きな猫をよく見て、 結局、人間という動物は 何がどうなれば幸福になるんだろう、と 思うんです。 猫やほかの動物とちがうところは、ときどき ──ぼくらみたいな者はしょっちゅうに近い、 共産党なんかはそれを 専門にしてるわけですけど── 自然成長に反対のことを故意に意識して主張して、 そういうことを、 まぁ、いちばん進んでると錯覚してたんですよ。 だけど、そんなことして、冗談じゃない。 人間という動物は ときどき、そういう変なことで 自然にそむくことを勝手にあみ出します。 |
糸井 | (笑) |
吉本 | 人間の特徴をいかすようにすればいいんだ、 おんなじじゃねぇか。 自由と平等っていうのは、 そういうふうにもできるじゃねぇか。 北欧の国は、とにかくひとつ、 完成してるという意味ではないけど、 やってるんだということになります。 これは、そうとう重要なことだと思ってます。 糸井重里 vs 吉本隆明「002革命」 |
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滝に打たれるようにして吉本の言葉を貪った経験をもってい
るが、いまもその思いは変わらない。超高齢社会の最前線に
にいるにしては「医者」も「官僚」も「政治」も怠慢ではな
いかと指弾されているようで、居心地が悪いような良いよう
な気分だ ^^;。男性の介護者人口が3割に逓増している。
略称「男性介護ネット」が立ち上がったが、こういった動き
が燎原の火のように拡がり現在的な医療・社会保障制度の改
革に繋がっていくものと期待するが、会員加入は当面見合わ
せようと思う。
男性介護ネット「結成宣言」
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‘パンデミック’は「高学歴社会」という領域問題も世界的
に感染流行させるだろう。ネガティブな波及は精神の虚弱化
であり‘ポスドク問題’やいま流行の‘婚活’(月九の‘婚
カツ’は商店街の豚カツ屋が舞台だけれど)もある。要は「
暖衣飽食時代」の社会現象だけれどいずれ世界の途上国に波
及する。これは現代の『じゃじゃ馬馴らし』でパドヴァの商
人バプティスタ・ミノーラの長女カタリーナ・ミノーラなら
ぬ現在の‘あくなき欲望’の制御は如何にということに他な
らない。
パドヴァ
シェイクスピア家の紋章
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polenta
いま、ヴィンチェンツォ・ブオナッシージ著『イタリア人の
イタリア料理』(柴田書店)を見ている。懐かしい。一時は
13名のカウンタ席だけで、一日39~53名の集客で湖国風イタ
リア料理専門店を開業しようと計画したこともあった。ポテ
ンツァ風パスタ(Pasta alla potentina)、ポレンタ・パスティッ
チャータ(Polenta pasticciata)などの見事な写真入りの料理本で
ある。また、これでチャレンジする目標(百%マスタできる
のはいつか?)が決まった。
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ニワゼキショウ(庭石菖 Sisyrinchium rosulatum)はアヤメ科ニ
ワゼキショウ属の一年草。日本では S. atlanticum の学名があて
られることも多いが、誤りである。北米に生息する本来の
S. atlanticum は多年生で、雌しべが花被より長いなど、日本の
ニワゼキショウとは異なる特徴をもっている。日本に普通み
られるものは、テキサス州を中心に分布する多型的な種であ
る。
明治時代に観賞用として北アメリカから輸入されたものが野
生化したのではなく、本来雑草的な種が帰化植物となったも
の。芝生や草地などに群生している。花期は5~6月で、花色
は白、赤紫で、青味がかったものはオオニワゼキショウとの
雑種。花は、受精すると、一日でしぼんでしまう。
Strict Blue-eyed Grass
朝から、義姉の家に行き彼女はいない。なんとも静かな日だ
ろう。要介護の母がいるものの久しぶりに落ち着いた気分で
ブログが終りそうだ。GWの最後は熊野古道までツーリング
の予定だし、イタリアの風はまだ微妙だけれど準備が進む。
北米原産で白紫の「ニワゼキショウ」。花言葉は「豊富」。
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