極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

麦藁菊はマジカルミステリーツァー

2009年05月11日 | 国内外旅行


あれこれと旅支度する窓の外 一輪咲きの麦藁菊かな


THE BEATLES MAGICAL MYSTERY TOUR The Beatles Magical Mystery Tour

南紀熊野の徐福伝説の刺激され、ビートルズのLP曲をユー
チューブする。もうすぐ、南イタリアのマジカルミステリー
ツアーも始まる。いよいよフル回転。新型インフもパンデミ
ックだしここは慎重にと戒めるが心の高揚はいかんしがたい。
では、ブログもマジカルミステリーツァーと行こう。


Welcome!

 Siracusa, Sicily



MainPhoto

単層カーボンナノチューブと呼ばれる極細の炭素繊維とフッ
素ゴムをジェット噴射で混ぜる独自製法で、伸縮率や導電率
の高い有機EL素材の開発に成功。この素材で縦横各10セ
ンチ、256画素の単色ディスプレーを試作した。伸縮を1
000回繰り返しても品質が落ちないという。現在は1画素
が5ミリ角あり、今後は画素の小型化、カラー化の研究を進
めるという新聞が流れた。

銀を使った透明電極フィルム



ところで、共同研究チームの大日本印刷は、大量生産に適し
た印刷方式で導電性材料をフィルムにメッシュ状で印刷し、
折り曲げや任意のパターン形成も可能な低価格な透明導電性
フィルムの開発も4月末に発表している。 次世代太陽電池
も平面ディスプレイも透明電極も、次世代照明も有機(液晶
も勿論だが)で、屈曲が自在で、全ての機能をミクロ&ナノ
(微塵サイズ)の層に閉じこめ、印刷で生産するシステムは
この間ブログした『柘植にダウンサイジング』のネオコンバ
ーテック(新表面加工技術)で生産するため生産コスト及び
エネルギー消費量を逓減できる。

 染谷研究室


ここは大袈裟でなく素直に‘ネオコン’万歳。応用技術及び
造技術の花吹雪舞う王道に拍手を送り、未来を切り拓くマ
ジカルテクノロジーツァーを楽しむとしよう(個人的には、
2011年度で10兆円の関連市場に成長と予測)




 石窯工房ピザ/新商品・本格ナポリ風チーズピザ

手っ取り早く、日本ハムの本格ナポリ風チーズピザをべース
に子持ちふな寿司スライスを載せ、オリーブオイルとパルメ
ザンチーズを塗り振り掛け、オーブン電子レンジで10数分
200~250℃で加熱し、取り立ての和風だれルッコラを
添え試食。

 試作ピッツザ

パイ生地は国産米粉を使っている。鮒寿司が焼たらことアン
チョビのようにベストマッチ。米粉がもちもち感と焼き上げ
温度によるパリパリ感が楽しく『瑚国風ふなずしおこめピッ
ツザ』の完成☆☆☆。デパーチャー前の慌ただしい中での試
作。本場、南イタリアのマジカルクッキングツァーを堪能し
腕を磨こう。


レッジョ・ディ・カラブリアの風景 Reggio di Calabria


徐福公園 楼門 熊野新宮/徐福公園 楼門

さて、話は戻る。その伝説とは、紀元前219年、秦の始皇帝
の時代に童男童女500人を含め総勢3000人の集団を引き連れ、
仙人と不老不死の仙薬を求めて中国大陸から東方の桃源郷日
本へ旅立った一団がいた。秦の始皇帝からその命を受けた「
徐福」であるという。

 徐福像(新宮市徐福公園内)

982年、一人の中国人学者が偶然「徐福村」(現在の中国江
蘇州かん楡県徐阜村)を発見した。この時の調査結果論文は
日本外務省・国際交流基金の資金援助によって1985年11月北
京で出版された、『中日関係史論文集(第一輯)』(中日関
係史研究会編)の冒頭に「説徐福到黄遵先」として報告され
たという。



出航地は、現在の山東省から浙江省にかけて諸説あり、浙江
省寧波市慈渓市が有力。途中、現在の韓国済州道西帰浦市(
ソギポ市)や朝鮮半島の西岸に立寄り日本に辿り着いたとさ
れる。青森県から鹿児島県に至るまで、日本各地に徐福伝承
が残され、徐福ゆかりの地は、佐賀市、新宮市、いちき串木
野市、富士吉田市などが有名。徐福が逗留したとの伝承が残
る佐賀市金立山には、徐福が発見したとされる「フロフキ(
名前の由来は不老不死か)」が自生する。フロフキは、カン



アオイ(寒葵)の方言名で、金立地区では、その昔、根や葉
を咳止めとして利用していた。中国・日本・韓国に散在する
徐福伝説は地域によって様々である。『富士古文献』は富士
吉田市宮下家が保管していることから『宮下文書』とも呼ば
れ、この古文書は徐福が編纂したとの伝承がある。また、中
国には徐福が神武天皇との説もある。朝鮮半島で書かれた
東諸国記
には、孝霊天皇の時に不老不死の薬を求めて日本の
紀州に来て、そして崇神天皇の時に死んで神となり人々に祭
られたとある。「邪馬台国」「古神道」「大和朝廷」の三つ
の交点に「徐福」がどう躍動するのか、大還暦まで‘マジカ
ルヒストリアツァー’は続く。


Rhodanthe

ムギワラギク(英 strawflower 学名 Helichrysum bracteatum)は、
キク科ムギワラギク属に属するオーストラリア原産の植物で
ある。寒さと高温多湿にやや弱く、日本では半耐寒性一年草
として扱われる。属名でヘリクリサムと呼ばれ、ネの絵袋に
は帝王貝細工と書かれることが多く、カイザイクAmmobium
alatum
とは別属の植物。「ヘリクリサム」とはラテン語で「太
陽の黄金」の意味。花に独特の金属光沢があることによる。
つぶすとスパイスのような香りがあり、花は秋まきでは5月か
ら6月に、春播きでは7月から8月にかけて咲き、単生で、花径
は3~5cm。ドライフラワー用の花、切り花は仏花として用い
られる。


Trifolium angustifolium H. angustifolium

母のショトーステイ準備の慌ただしい朝、そんな家の窓辺に
は車疾走音に小鳥のさえづりと初夏に香しい花々が透(み)
えるそんな一齣を歌う。 豪州原産の「ムギワラギク」。花
言葉は「常に記憶せよ」。

                                天使と悪魔 

【追記】

Photo

作曲家三木たかしがなくなった。沢山の歌を有り難う。

                      合唱

石川さゆり -津輕海峽冬景色 石川さゆり『津軽海峡・冬景色』


コメント
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