極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

筋擬宝珠は柿の木の下

2009年05月19日 | 国内外旅行


絶え間なく楽しきはずの伊太利亜も 擬宝珠に似ず諍い絶えず




ギボウシ(擬宝珠)はユリ科(APG植物分類体系ではリュウゼツ
ラン科に入れる)の多年草、ギボウシ属(Hosta)の総称である。
山間の湿地などに自生し、また花が美しく日陰でもよく育つため
栽培される。東アジア原産で40種ほどがあるが、種間雑種がで
きやすく(特に栽培品種には多い)分類には諸説ある。江戸時
代の日本で変異個体が多数園芸品種として固定され、さらにこ
れがシーボルトらによってヨーロッパに紹介されてヨーロッパで
も多くの品種が育成された。ギボウシの名はつぼみ、または包
葉に包まれた若い花序が擬宝珠に似ることから付けられたとい
う。英語名Plantain lilyは「オオバコユリ」の意味で葉がオオバコ
に似ることから。花言葉は「落ち着き」「沈静」「静かな人」。いま
さら治せるものではイラチ症。小さな反省頻りの旅行でもある。



iconicon icon icon  ナポリ周辺のワイン 

個人的にはワインよりフルーティーで喉越しの良いビール、
ワインならヘビーな酸味の赤、水なら炭酸水と決めている。
まずワイン。
州都であるナポリをはじめ、美麗な海岸線を
有するカンパーニア州は、逸話の有名なラクリマ・クリス
ティーやDOCGの赤ワイン、タウラージ。そして白ワイン
のグレコ・ディ・トゥフォ等がよく知られている。掲載ワ
インボトル左から中辛口、赤の‘キリストの涙’の名前の
ラクリマ・クリスティー・デル・ヴェズーヴィオ」はお勧め。右横は同じく
ラクリマ・クリスティー・デル・ヴェズーヴィオ」の白でテイストは中辛口。
次はスパイシーで辛口、
赤の「アリアニコ」。右端は辛口、
白の「ファランギーナ・サンニオ」。

iconiconiconiconiconiconicon シチリアのワイン

イタリア最大の生産量を誇るシチリア州は、質よりも量を
生産することを目指していたが、質へのこだわりに向かっ
ている現代、テロワール本来のポテンシャルと厳格な醸造
法の下、高い評価を得るワインが生産されている。一番左
から辛口、赤の「プラネタ・セグレタ・ロッソ」、辛口

赤の「トッレ・サラチェーナ・ネロ・ダヴォラ」、タスカ
のつくる最高級の赤。土着品種をうまく用いたこのワイン
で辛口、赤の「ロッソ・デル・コンテ」。同じく辛口・赤
の「クズマーノ・ネロ・ダヴォラ」。ルキノ・ヴィスコン
ティの映画「山猫」の登場人物にちなみ、これを演じた若
き日のアラン・ドロンをイメージしたと
辛口・赤の「タン
クレディ」。辛口・赤の「ファタジオーネ」。そして、右
端の
イチジクのジャムにほんのりシナモンや白胡椒をきか
せたような風味が魅力な辛口・赤の「プラネタ・シラー」。



サンベネデットSan Benedetto炭酸入りミネラルウォーター イタリアの水1.5L×6本サンベネデットSan Benedetto炭酸入りミネラルウォーター



さて、掲載容量も尽きかけてきた。プッシャー州やカラブリア州
のワインなどはまたの機会にしたい。スパーリング・ウォータ
南フランスのペリエだがイタリアはサンペレクリノ。レモンを八つ
に縦割りして添えて飲むスタイルだ。次にビールだが、フルーテ
ィーな「モレティー」(2006年度に世界ビール品評会の2部門で
金・銀メダルを受賞)が好きで、日本のアサヒドライ、サントリー
の金麦に並ぶものと思っている。このビールと相愛するイタリア
料理を恣意的チョイスし掲載しておく。


 Beer-marinated Cornish Hens with Baby Vegetables and Herbs

 Risotto Birra E Radicchio

 
Fillet of Red Snapper in Moretti Beer Sauce with sautéed butternut squash and fried celery root

 Insalata Affumicata Toscana

 Napoleoni di verdure grigliate

 Maiale con Balsamico e Soffritto

     
icon

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする