フェラーリの拘りのブライトレッドの高速列車がミラノ、ローマ、ナポリを時速三百キロで滑走する。
乗りたくなるような列車だ。列車は11台とファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスの
車に460人の定員。車両はすべて無料Wi-Fi付き本革シート、料金は60ドルというからミラノからロー
マへの航空券と同額。あなたはどっち?!
「世界の工場」とされた中国から企業の撤退や事業縮小が始まっているという。その背景に件費の高
騰、中国独自のさまざまな規制や参入障壁、参入後の知的財産権侵害があるという。これは米国だけ
でなく日本でも人件費がもろに影響するアパレル業界は敏感に動く。その典型が青山商事で縫製部門
は東南アジアに移転するという。大林組などのゼネコン分野はどの国でも民族資本の支配が大きく閉
口するが完全撤退ではないという。海上国家論をぶち上げた楽天は、わずか1年半で撤退だ。日本貿
易振興機構(JETRO)は、「中国はいまも投資(進出企業)のほうが伸びている」とするが、このブロ
グでも分析掲載した通り、大消費地という後背が見込める限り進出は続くが、人件費の利ざやに依拠
したビジネス行動はいずれ終焉すると「デジタル革命」の影響支配は不可抗だ。
日銀は27日の金融政策決定会合で、デフレ対策を強化するため、2月以来となる追加金融緩和を決め
国債などの金融資産を買い入れるための基金の規模を5兆円増額して70兆円程度としたという。その
背景には、2012年度の消費者物価指数の上昇率予想を従来の前年度比0.1%から0.3%に、13年度も0.5
%から0.7%に上方修正したが、目標とする1%に届かなかった上、米連邦準備制度理事会のバーナン
キ議長が25日の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加緩和、そしてなによりも需給ギャップは年間15
兆円もの需要不足→金融緩和だけによるデフレ脱却は限界があるという。
現在のデフレは科学技術の進展によりもたらされた(「デジタル革命第4則 デフレーション)を主
張してきたわたし(たち)にとって不況からの脱却法は決まっているので、中川秀直、高橋洋一ら上
げ潮派とは条件付きでシンクロナイズするが、週刊誌好みの「小沢一郎 vs 財務官僚(藤井裕久=勝
栄二郎)」の構図はなるほどと思わせるところがある。はじめに構図ありきの機能主義思考も結果オ
ーライだが、アルカポネばりに仕立てる検察権力風である記事だが、4億円という額は、多少なり大
きな仕事をしたものなら、フリンジベネフィットを含めた40~80名の年間労務費相応で、あっという
まに使い切ってしまう金額だと理解できるものだ。そして、ええかっこしいのスタンドプレー中心の
政治家ならいざ知らず、責任政権の中枢にいた小沢一郎ならその程度の金はすぐにでも用意できるだ
ろうと、この訴訟騒動に価値なしと最初から見切っていた。重要なのは財務官僚派の面子ではなく、
勤労納税国民の生活なのだからチャッチャッとデフレ脱却しなはれと背中を押すしかない。
【木質食器革命の準備】
表面が乾いたら植物油を塗って使っていくうちに表面の乾きを感じたら、もう一度油を塗る。彫り目
のない器は、320番くらいのサンドペーパーをかけてから塗るとつやが増す。また、電子レンジや食
器洗い乾燥機、オーブンなどの使用、直射日光に当てる、ストーブの側に置くなどもやめた方が良い。
尚、表面に漆(ラッカー)以外の合成樹脂などを塗る場合はこの限りでない。
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【除染準備 その4:道路の特殊水による除染】
機能水(=特殊水)の除染効果は期待できない。但し、オゾン水方式は高圧を必要としないというこ
とで処理水の飛散は小さいと思われるので総合的には利点もあるが、放射性物質の移動に過ぎないの
で回収方法とのセットが前提。切削・剥離除染による建物の除染効果は約50%。特殊水による道路の
除染効果は高圧水洗浄(7MPa)と同程度。超高圧水では、いずれの路面も150Mpa以上の圧力により、
1時間あたり62㎡で放射性物質の90%以上を除去可能。アルミナによるウエットブラストでは、いず
れの路面(透水性舗装を除く)で、1時間あたり24㎡で放射性物質の60~70%を除去可能。建物屋根
については、より高除染率化とバラツキを抑えた安定的な除染手法の開発が必要。超高圧水洗浄、ウ
ェットブラストはコストが課題。本格除染に適用するには、さらに効率化を図る必要があるという。
道路は建物と比べ平坦なため、表面切削・回収は比較的ハードルは低い。
【除染準備 その4:水の除染】
事前にビーカー試験でセシウム吸着剤の要否を確認すれば、セシウム吸着剤は利用しないという大前
提で、土壌洗浄などで濃縮された土壌を扱った水中にも100Bq/kgを超えるセシウムイオンは確認でき
ず。凝集作用と細微粒分(SS成分)を捕獲するろ過の組合わせが基本。環境中の水処理においては、
処理する水の性状の事前確認も行うこととして、除染剤がなくとも除去結果は同じということに注目。
【除染準備 その4:木材の除染】
樹皮表面は水洗により80%以上の洗浄可能。小型焼却炉で大幅に減容できることが実証。但し、小型
焼却炉は飛灰飛散防止のための圧力制御や排気にフィルタを取り付けるなどの対策が必要。樹皮(バ
ーク)の再利用を進めること、規模拡大と効率化が必要という結果。コストについては不詳。
尚、樹皮表面の被覆材は、塗布と同時に赤外線にて同時に、半自動・自動で乾燥硬化する工夫は必要。
その上、回収しバイオ発電燃料として燃焼させながらセシウムを高性能バグフィルターでアッシュと
して回収するのが一番(次下図参照)。
従来のバイオマス発電システムは設備全体が大型化、大規模化し、設備コスト、排水処理コストおよ
びメンテナンスコスト等が嵩む一方、ガスタービンを利用した動力システムでは騒音トラブルという
他の深刻な問題も抱えている。しかし、小型・軽量化、低騒音化、低コスト化及び低メンテナンスコ
スト化を図った分散型熱電併給設備や分散型バイオマス熱電併給設備を実用化することは困難で、オ
ンサイトで設置可能な分散型熱電併給設備や分散型バイオマス熱電併給設備のニーズが高いにも拘わ
らずこれまで実用化されていなかった。
これを解決するため、上図の装置が提案されている。分散型バイオマス熱電併給設備は、図の外装ケ
ーシング24の左側部分で断熱材11によって外周部が囲まれて断熱構造となった蒸気発生熱交換器
18を備える。図示されていないが、断熱材11の外周に円筒状ハウジングを配置して、この円筒状
ハウジングを外装ケーシング24に支持する構成でも良い。蒸気発生熱交換器18に隣接してバイオ
マス燃焼室12が形成され、バイオマス燃料供給装置14が並列配置されている。バイオマス燃料供
給装置14は蒸気発生熱交換器18の下方に配置された燃焼部16に木質ペレット等のバイオマス燃
料を供給する。燃焼部16により、木質ペレットが燃焼すると、バイオマス燃焼室12に燃焼熱が発
生し、この燃焼熱は蒸気発生熱交換器18を加熱して高圧蒸気を発生させる。排気は煙道19から外
部に排出される(ここでは記されていないが、排気口側に精密バグフィルタを節制していおく)。高
圧蒸気は蒸気ロータリーエンジン20に導入されて動力を発生。動力により発電機22が駆動される。
これら構成部品は外装ケーシング24内に一体的に装備されているが、蒸気ロータリーエンジン20
と発電機22とを外装ケーシング24に隣接した他の外装ケーシングに収納しても良いというものだ。
今夜は蒸し暑い。それで切り上げるのではない。いつものやつだといいながら白い金麦を2本飲んで
いる。それにしても昼間の鯖のバッテラとざるそば(「えん」)は美味かったが、そこで、彼女の誕
生日をお祝いした暑い熱い一日だった。