極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

やっと除染準備

2012年04月26日 | 緊急|東日本大震災

 

 
       メカニカルに組成されたわたしの感覚には湿
       気を嫌ふ冬の風のしたが適してゐた そして
       わたしの無償な時間の劇は物象の微かな役割
       に苛はれながら確かに歩みはじめるのである 
       ・・・・・・・と信じられた 


               固有時との対話/吉本隆明      



【木質食器革命の準備】  
 





鎬 しのぎ
素地(きじ)の装飾技法の一つ。口作りから胴。腰にいたるまでを、ヘラで縦
にえぐるように削ったもの。境目の稜線を際立たせ、これを文様とする。

【やっと除染準備】

 

清水建設は、放射性物質による汚染土壌を分級、洗浄して汚染物質を除去する
「シミズ放射性物質汚染土壌洗浄システム」を開発した(2012.01.18)。福島県
内にある小中学校の校庭の土壌を用いて実験したところ、汚染濃度を最大で94
%除去できることを確認したとのこと。清水建設は以前から、重金属や油で汚
染された土壌を浄化する技術を保有、これまでに約200万tの処理実績がありこ
の技術を応用した。

作業の手順は(1)放射性物質汚染土壌を湿式ふるいにかけ、粒径2mm以上の
ものを取り除く→(2)ハイドロサイクロンと呼ぶ分級装置で、63μm以下の粒
子をふるい分ける。脱水後、濃縮汚染土として埋め立て処分する→(3)63μm
~2mmの土粒子を洗浄処理装置に投入しすりもみ洗い。洗浄層に起泡剤入りの
薬液を加えて撹拌し、気泡に付着した微粒子を回収→(4)洗浄液に超音波を
照射。発生する衝撃波によって剥離した素粒子の表層を回収する。

※ 超音波以外にもナノバブル(マイクロバブル)水の技法も可能だろう。

清水建設は、2011年6月以降、9カ所の校庭の汚染土壌を使って実験している。
このうち、例えば1kg当たり4万900ベクレルで汚染されていたある校庭の土壌
の場合、分級処理だけで同9520ベクレルに、洗浄処理まで実施して同3290ベク
レルに、超音波洗浄まで実施して同2400ベクレルに、それぞれ汚染濃度を低減
できた。超音波洗浄まで実施した場合の除去率は94%だったとのこと。


処理工程と放射能濃度の関係を示すグラフ。黄色が元の土壌、ピンクが分級処
理後、青が洗浄処理後、緑が超音波洗浄処理後の放射能濃度を表す。校庭Aの
土壌では94%の除去率を記録した(資料:清水建設)。

今後、実際に土壌汚染処理業務を行う場合、プラントの設計と建設に3~4カ月
ほどかかる見込みだという。
処理コストは、処理する土壌の量やプラントの規模に
よって異なるが、従来の重金属や油を対象とした処理コストに、超音波洗浄処理のコ
ストが上乗せになる。濃縮汚染土の処理などには別途コストがかかる見込みだという。

洗浄媒体は水ということでウェット処理(湿式)。化学反応を応用した分離方法などを
含めたなかでの総合的な評価は後にして次に進む。
尚、参考までに、ベクレルの評価について参考資料を掲載しておく。次に下記の「土壌
の除染・減容化」を俯瞰してみる。


※平成24年度4月、内閣府原子力被災者生活支援チーム/独立行政法人日本原子
 力研究開発機構第12回原子力委員会 資料第1-3号



まず「回転加熱によるセシウム昇華技術」。除去率は、スリーナインレベル
(99.7%以上)コストは土壌1トン当たり5~6万円であるが、コストと処理
時間の評価など残件する。また、ここで使われている揮発促進剤(塩化カルシ
ウム以外)の詳細はいまのところ不明(塩化ビニル?)でありこれも残件。


※「放射性物質汚染土壌等からの乾式Cs除去技術の開発」(上図クリック)
※「クリアランスレベル(100Bq/kg) : 廃棄物を安全に再利用できる基準
 (環境省廃棄物・リサイクル対策部)


※放射性物質強度および濃度に関する計算/基準



やっと、放射性セシウムより重い、重い?腰が動いたという感じ。この続きは明日からと、
いうか、今日の朝からということでサスペンディングに。

コメント
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