『ジョン・ウィック』
JOHN WICK(2015年アメリカ)
監督 チャド・スタエルスキ
デヴィッド・リーチ
脚本 デレク・コスタッド
出演 キアヌ・リーヴス
ミカエル・ニクヴィスト
アルフィー・アレン
エイドリアンヌ・バリッキ
ブリジット・モイナハン
イアン・マクシェーン
ウィレム・デフォー
ジョン・レグイザモ
ランス・レディック
■ストーリー■
愛する妻ヘレンが病に冒され死別したジョン・ウィックは悲しみの中で暮らしていた。ある日、生前の妻がジョンのために用意してくれた仔犬デイジーが届けられる。デイジーとの生活で少しづつ元気を取り戻そうとしていた矢先、ガソリンスタンドでジョンの車を見て売るようにロシア人が声をかけてくる。
売り物じゃないと断るが、ロシア人は数人の仲間と夜にジョンの家に押し入りデイジーを殺した上に車を奪っていくのだった。
ジョンは、裏の世界で中古車売買を行うオーレリオの工場にいき、自分を襲ったのがロシアンマフィアのボス、ヴィゴの息子ヨセフであることを知るのだった。
一方、息子がジョン・ウィックを襲って犬を殺し車を奪ったことを知ったヴィゴは息子を殴り、ジョン・ウィックの素性を話し始めるのだった…。
■感想■
キアヌ・リーヴスが、凄腕の元殺し屋を演じたアクション映画。
5年前に結婚のために引退したという設定ですが、強すぎ!強すぎ!
5年間のブランクとか関係なかったかのように、暴れまくり!!
スティーヴン・セガールか、チャック・ノリスか、ジェイソン・ステイサムのように暴れまくり!!
向かうところ敵なし!!
敵の組織に捕まり、大ピンチにも1回遭いますが、助けてもらい難を逃れます。
まぁ、本当にそんなピンチのシーンが無かったら、本当にスティーヴン・セガール映画になっちゃいますよね!!
作品的にもヒットして”キアヌ・リーヴス完全復活”!!
大ヒットって意味では、完全復活かもしれませんけど、コンスタントに面白い映画に出演しているから、あまりこの表現は好きじゃないかも??
禁煙ホラー『コンスタンティン』(2005年)
ジェームズ・エルロイ原案の犯罪アクション『フェイクシティ ある男のルール』(2008年)
忠臣蔵のファンタジー版『47RONIN』(2013年)
香港クンフーアクション『キアヌ・リーヴス ファイティングタイガー』(2013年)
と、エンターテイメントのジャンルに出演し続けてます。
今作以後もサスペンス『ノック・ノック』(2015年)が2016年6月に日本公開予定です。
映画をこまめにチェックしない方から見ると、大ヒット作がなかったから、復活ということになるんでしょうねえ。
館内では殺しの仕事をしてはいけない殺し屋ホテルがあったり、ジョンの家の近所から騒音の通報がありパトロール警官が家まで来て廊下の死体を見ても、仕事を始めたのか聞くだけで何もしないという異次元世界のようなノワールワールドが展開!
また、死体をキレイに掃除してくれる掃除屋が出てきたりして、とにかく世界観が良く作ってあるので、「今作は、こういう世界なんだな」と納得して観れるようになっています。
ウィレム・デフォー、ジョン・レグイザモ、イアン・マクシェーンと共演者たちも豪華なキャスティング!!
ホテル内でのルールを破った殺し屋の後始末が遅すぎというところもありますが、そうじゃないと、最後の展開に結びつかないからしょうがないんでしょうねぇ。
でも、ルールを破ったら、ああなるのは分かっていたでしょうにね。考えなさすぎ!!
早くも続編製作が始まっているとのことなので、続編が楽しみです!!
アクション映画ファン必見!! 90点
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